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和英標準問題精講 (標準問題精講シリーズ)

価格: ¥950
カテゴリ: 単行本
ブランド: 旺文社
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偉大なり ★★★★★
自分は大学受験生だが、これは偉大としか形容できない。英作文の伸び悩みを打破するべく友人に紹介されて買ってみたが、一講毎に力が付いていくのがわかる。実用としてはどうかと批判的な評価もあるが、そもそもにおいて、大学受験英語という典型的“Junglish” を実用しようという考え方自体に問題がある気がする。
英作文問題集の仕上げ本 ★★★★★
原仙作先生の三部作の一。英作文も仕上げはこの本で。三部作を制覇した後の爽快感は格別だ。
英作文の練習の1冊目として必須のアイテム ★★★★★
 英作文をやろうという人が、どれか一冊と思う場合には、この本が良いだろう。
私は都立高校時代に、この本を使い大学に合格した。この本を終えてから「基本例文700選」を使用した。実際に、高校の頃にやったわけではないが「和文英訳の修行」は、これらを終えてから着手すると、楽であろうし、効率が良いだろう。

 解説に誤りが多いというのは、恐らく、後年、「現代風に改訂する」ということを名目に、原著者ではない人物が、この本を「改竄」していることから生じている弊害である。実際、「文標」でも問題の差し替えを行ったために、問題と解答が不一致になっている箇所がある。最近の版も、ざっと目を通しているが、これらの誤謬で本質的な問題は多くないと思う。どれも、普通の受験生が正しく判断できる箇所ではないかと思う。

 構成は、1.主語と動詞の選択(主節の構成方法)、2.主節と従属節の組み立て(文法的な分類に従って)、3.多様な表現、を順序良く配列している。このような、構造的な組み立ての下に、効率よく基礎を習得させる本は意外に少ない。英作文が不得意な学生は、「1」を3回やってから、「2」を3回しっかりとやれば、英作文での確固とした基礎が見えてくるだろう。

 実用英語のための試験勉強をやりたい場合には、この本を終えてから、多様な表現を習得しつつ、いくつかの文を纏めて段落を構成する練習に進めば良い。新聞・雑誌などの記事を書くなら、この水準で、あとは知識の量をふやすという水平展開で足りる。

 英語でしっかりとした本を書く、英語文化圏の人にあなたの自伝を読ませてうならせたいと思うというような人は、もっと息の長い文を書けるようになる必要がある。その場合には、「修行」などを経た後に、古典的な文章を多く暗記して行くことが良い。例えば、チャーチルなどは、平易な単語を用いつつ、動詞と副詞句の接続を巧みに用いて、音読しても意味が明瞭に伝わりながら、且つ文章としても立派な文を書いている。ヘミングウェイは、視覚的な効果を映画的に活かしつつ、短文で堅固な文を用いて、リズム感のある文章を組み立ててている。
 このような文章に対する観察や味読などと自己の英作文の力を伸ばすというような方向、英語として質のより高い文章を書こうという方向を目指すのであれば、英標などを経て、古典の暗唱を行うべきだ。この方向に進めば、あなたの手紙を受け取った人から「詩のような流れがある」と言われるような文章が書けるようになる。

 蛇足であるが、書かれた英文を見ていると、その人の読書生活がよく分かる。「あ、この人は、新聞・雑誌、TVの討論番組などを中心に勉強してきたな」とか、「この人はしっかりとした、抽象性の高い本を読書生活の中心に据えているな」ということは自然と看取できる。どちらの道を後に歩むかは、必要と嗜好によって決めればよい。

 どちらの方向に進むためにも、よく出来た基礎。
実用レベルではない ★☆☆☆☆
 和文英訳の参考書であり英語で文章を書くためのものではない。大学入試対策としてならともかく英検やTOEFLの英作文にはまったく通用しない。そもそもよい英文を書くためにはよい文章をたくさん読み、多様な表現を身につけることである。小手先のテクニックだけではよい英文など書けはしない。実用レベルの英語を習得するつもりなら、本書に限らず大学入試用の参考書は使わないほうが賢明である。
英作文マスターのための一冊として ★★★★☆
 受験対策用の和英作文は、実際には日本語解釈力であり、エレガントな英文が必要なわけではない。ただし、使用できる英文のストックは多いことに越した事はない。
 そんなわけで、本問題集の英文解答は確かに見て納得するものであるが、実際の入試でここまでの英文が要求されることは少ないだろう。
 英作文は、文法事項を押さえた上で、基本例文集を理解した上で出来るだけたくさん覚え、実際に演習問題を教師や塾講師などに添削してもらうことが重要である。
 そのための演習、例文集の一冊として活用すればよいと思う。