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英文標準問題精講

価格: ¥950
カテゴリ: 単行本
ブランド: 旺文社
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相当難しいです ★★★★☆
今をさかのぼること十数年前、私は高校生、大学受験生でした。
そのとき持っていたのがこの本、通称『英標』(私の高校だけかな?)です。当時は表紙が青系の色ではなかったかと記憶してます。

数年前この本を偶然見かけ、再度購入しました。初版1933年、もはや古典ですね。

さて感想(現在の)。むずかしい。

こんなにむずかしい参考書を高校生が使っているとは驚愕です。
さらに、こんなむずかしい参考書を高校生の自分が買って持っていたとは、驚きを通り越して呆れてしまいます。
振り返って考えると、単語の難易度は別にしても、大学に入ってから使う各種教科書や社会人になってから読む(かもしれない)英字新聞と比較しても、大学入試の長文は難しいですよね。
なんとかという社会人がよく受ける(受けさせられる)英語試験の文章なんかとは比べ物になりません。それこそラッセルとか、日本語で読んでも難しそうな文章が問題文に使われていたりしますし。
かく言う私も、その難しい英語の試験を含む入試を曲がりなりにもクリアして志望校に合格したので、我ながら偉い。
この『英標』、冒頭にも触れましたが、高校のときは、周りに影響されて持っていただけです。初期の最初の10ページくらいはやったかもしれません。気休めという名のお守りくらいの役には立ったかもしれません。

今は英文解釈や音読練習用にちょうどいいかなと思い、少しずつ読んでいます。

高校生にはオススメできないかなあ。それとも今の高校生はこれくらいこなしちゃうのかな?
英語を学習している社会人にはオススメ。読み物としても愉しめます。
再会 ★★★★☆
 たまたま書店で手にとって見た本。何と初版が1933年とある。こんな古い英語参考書があるのかと感心しながら、立ち読みをしていた。
 何だか難しい英文が並んでいるな〜と思って見ていると、その昔見たことのある本であることに気付く。
 ここのレビューを見ることなく買ってしまった。受験で使えるのかどうかは、この本一冊で判断すべきではないだろうなとは思う。きっと英語学習者という者は、何冊かの本で英語という外国語を勉強しているに違いない。私もその一人である。
 全くとんちんかんなことは書いてあるわけではないので、ご心配なく。そのような本はもうこの世に存在することは許されないだろう。
 この本を手に取って、やってみたいと思った人は是非やってほしいと思う。どんなに優良だと喧伝されている本でも、自分がやる気にならなければ全くその本はその人にとっては意味を持たないことになる。
 やりたいと思わせてくれる本なんて、めったにないと僕は思っている。著者はすでに他界しているが、この本を読んでいると、著者の執念のようなものを感じてしまうのである。
悪書?? ★★★★☆
本書を、悪書だとか、受験に役に立たないとか批判する人がいるが、私はそうは思わない。確かに解説は詳しくなく、昨今の入試問題とはズレた内容ではある。従って基礎ができてない人や英語が苦手な人には向いていない。即効性があるものでもない。しかし、本書の姉妹書の基礎英文問題精講を終えた人や、英語が得意な人で、時間に余裕がある人がじっくりと取り組めば、英文解釈力は揺るぎないものになるだろう。ここで言うじっくり取り組むとは、構文、文脈、押韻と、多角的に英文を捉えるということである。本書の英文が読みこなせれば、入試英語に対して、余裕をもって取り組めるだろう。注意すべきことは、本書はあくまで英文解釈の参考書 ということである。従って実戦力をつけるような参考書も必要である。
因みに私はこの本のお陰で早稲田や難関(?)理系国立大に合格しました。
持っておくべき本 ★★★★★
35年ぶりぐらいに通読してみました。

すき間時間を利用して読みましたが、

一通り読むのに2週間ぐらいかかりました。

今は読めないところがほとんどないにも

かかわらず、2週間かかったということは、

以前は相当苦労して読んだだろうと思います。


今回は、味わえる英文を少し読んでみたかったのと、

はるか昔に大学受験を終えた者として、

高校生諸君になにか助言できることがあるのでは

ないかと思って読み返してみたのですが、

主な気づいた点は以下の3点です。



1. 確かに名文が多いです。英語としての名文は

もちろん、Russell や A. Huxley など、内容的にも

味読できる文章が載せられていますので、

高校生諸君なら大いに知的刺激が得られるでしょう。


2. 載せられている文章に出てくる単語、言い回しは、

大学受験、あるいはその後のある程度実用レベルの

英語の習得のために、ほとんど必須というべきものです。

高校1年生ぐらいですと、いきなりこの本にとりつくのは

かなりハードルが高いかも知れませんが、高校3年終了までには

ぜひとも読めるようになっていなければならない本と

覚悟して、折に触れてこの本を繰り返すとよいと思います。


3. ところどころに、間違いや怪しいところはちらほら

あります。特に訳文。著者訳を読んでも、意味がよくわからない

ところがあります。そういうところはたいてい間違いと

思っていいでしょう。自分で適訳をつけると力になります。

英文にも少し怪しいところはありそうです。


総じて、ロングセラーだけあって、とてもよい参考書だと

思います。注意点は、時間をかけすぎないことです。

こればかりやっていると、ほかのことができなくなりますので、

やさしい文法書を1〜2冊やって大まかな文法を

頭に入れ、構文の問題集で知識を増やしながら、

気に入った英和辞典とOALD(オックスフォード現代英々辞典)を

使い、時々楽しみながらこの本に挑戦する、そして

1つ読み取れるようになったら音読を繰り返して

また楽しむ、というような、1粒で何度もおいしい、

というような使い方をするのがよいのではないでしょうか。


尚、この参考書よりやさしく、しかし同じように良質な英文を集めたものとして、

『チャート式 構文中心 新英文解釈』があります。


基本構文の習得 ★★★★★
基礎的な構文パタンに習熟するという目的では、非常な良書であると思います。また、英文
には出典が明記されているので、本書読了後、あるいは平行して気に入った英書を読みたい
人には大変役立ちます。私はボウの英語史からの抜粋にほれ込み、元の本を購入して読みま
した。

一つ一つの英文は大変短く、出先などの30秒や1分そこらの隙間時間にも構文の勉強をす
ることができます。私は、英語を話したり書いたりする前に本書の英文を復習して勘を取り
戻すといった使い方をしていますが、お勧めです。英検のエッセイや二次試験にも役立ちま
す。