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食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 武田ランダムハウスジャパン
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イタリアでは食べまくり、インドでは瞑想に励み、バリ島では恋をした―NYアラフォー作家の爆笑スピリチュアル体験記。
勘違いな「イタい女」:かつての私もそうだった・・・ ★☆☆☆☆
自分もバツイチで主人公に年齢も近いし、イタリアもバリもインドも行ったことがあるので共感できるかなと思って読んでみましたが、主人公のちょっと独りよがりで短絡的なところが、自分自身にも思い当たることがあり苦笑してしまいました。

特にインドなんかは、あの独特な雰囲気のせいで、おそらく主人公の女性もそうであったように、「何か悟ったような」気分に浸り、今思えばかなり自分もイタい女だったと思います。スピリチュアルブームや「自分探し」にハマる女性は、真面目ではあるけど変に自尊心が高いだけな気がします。

何か大切なものを学ぶのに、わざわざアシュラムまで行ってお祈りなんかする必要はないと思う。旅先での恋愛も、海外だから新鮮で刺激的なのです。

もちろん、旅そのものは楽しく、いろいろ学ぶものもあって(パックツアーではなく一人旅など個人旅行ですが)とても良いと思います。でも、人生を変えたいとか、自分を変えたいとか、そういうスケールになると、それはちょっと期待しすぎなんではないかと思いますね・・・。どこへ行こうが、環境がちょっと変わろうが、自分は自分でしかないんです。

共感できれば楽しく読めます ★★★★☆
ジュリア・ロバーツが映画のプロモーションのため、初来日して話題になり、ふとこの本のタイトルが目について、手に取った。ベストセラーだし、ハリウッド映画になったわけだから、読みごたえはどうかなと疑いつつも読みだしたところ、今の自分の状況を納得させ、解決に向かわせてくれそうなフレーズがいくつか出てきたりして、なかなか得るものはあった。世界で800万部も売れるのだから、この種の女性の「自分探し」って、普遍的なんだなーと思いますが、感情移入できれば楽しめる本です。エッセイなのか、小説なのかと思えば、イタリア、インド、バリ、はたまたアメリカの社会状況、歴史など紀行文?研究論文?と思わせるような記述が数頁続いたり、統一感がやや欠けている感じがあったので★ひとつ減。個人的にはややお堅い感じの解説調の部分はもう少しさらりとしたほうが、この本の魅力がより際立つように感じました。
内容は悪くないけど、読みにくい ★★★★☆
イタリアの章では、イタリア語を習い始めて食を楽しみ、イタリア各地の観光地をめぐる様子が描かれているので、結構楽しめるかもしれません。
その後のインド、インドネシアの賞では瞑想、スピリチュアル的な要素がふんだんに出てくるので、興味がある人には面白いと思います。
いくつかの印象的な節や言葉が出てくるので、思わずはっとする部分がありました。
離婚の哀しみが癒えずに悩む主人公に、インドで出会ったリチャードの言葉が印象的。
また、P315からの自由への手引も、参考になるかもしれません。
自分自身に正直に生きること、人生を楽しむこと、周りの人を赦すと同時に自分自身を赦すこと、いくつかの大切な事に改めて気付かされるエッセイかもしれません。

ただし、他のレビュアーの方が書かれていますが、原文のせいなのか、翻訳のせいなのか文体がくどく流麗さに欠けていて、読みにくいと思いました。★3・5位。
良い意味でも悪い意味でも、いかにもアメリカ的、NY的かな?
あくまでも「I(私)」目線の話。

人によっては、この本はこれから公開される映画を見てからの方が、読みやすいかもしれません。
主人公の立ち直り物語 ★★★★☆
数珠の玉の数に因んでと言う事で、108編からなる作品です。
更に、イタリア編・インド編・インドネシア編の三章からなり、しかもそれぞれ36編づつからなっています。

全体の流れは、主人公が、離婚等のダメージから抗うつ剤の世話になる苦しい状況から、精神的な立ち直りを成し遂げるまでの様子が綴られるものです。
彼女は、イタリア・インド・インドネシアに4カ月滞在する1年間の旅を試みます。
イタリアでは、その苦しみを忘れる時をすごし、インドでは瞑想により心の安定を目指します。
インアドネシアでは、生きる事の喜びを感じつつ、精神的な安定を目指すバランスの取れた生活を目指します。
従って、これは一人の女性の立ち直りの物語です。

と同時に、イタリア・インド・インドネシアの国民性が良く表現されており、民族性の違いを楽しめます。

いずれにしても、普通のおしゃべりの様な語り口で、楽しく読む事が出来ます。
インドの部分はちょっと神秘主義的で理解が覚束なく、スピードが落ちましたが、それ以外の部分は一気に読める楽しい書物です。
新しい愛読書発見! ★★★★★
ジュリア・ロバーツが主演を熱望した映画の原作、
そんな理由で手にとりましたが、
意外な面白さにびっくり、
この先に何度も読み返すことがあるのではないかと思える
愛読書発見!の手ごたえ。

文章(訳し方)は柔らかく時に軽く、作者のユーモアのセンスが際立ち、
読みやすい。

インドに着いた途端に読み進みにくくなるのは、
その内容が共感の域を出るからかな。

そこに「この本の面白さ」があり、個性がある。

インドの部分は読み飛ばしましたってコメントがあったけど、
そりゃ、あんまりにももったいない。

インドの章の最後に書かれた二編の詩、
この間を埋める心の旅が圧倒的に面白い。
でも、その部分は
映画としては表現しにくいだろうな。

映画は別物!と考えて、
多くの人(女性に限ることなく)が本書を手にして、
作者の辿った旅を「疑似体験」できれば、
読後、ちょっと違った世界が見えて、
生きることが面白くなるに違いないと思うのです。

原書にも手を出したくなるくらい、
作者の文章の力にも唸ります。Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia (international export edition)