70年代~80年代に現役で活躍した人が殆どで、その当時のソフトウェア開発手法を反映した内容となっています。当時はひとりの天才で素晴らしいプログラムが開発できた「古きよき時代」でした。今は大規模開発となり、個人の技量の貢献度が薄れてしまいましたね。
どのインタビューも傑作ですが、個人的にはチャールズ・シモニイのものが気に入っています。インタビューする方も大変です。彼は知識と経験の宝庫ですから。
ビル・ゲイツのBASICも伝説です。「プログラマとしての」ゲイツの哲学が記されています。
単純に読み物として読んでも面白い。
私はバトラー・ランプソンの
「コンピュータリテラシーなんてくたばってしまえ。
バカげている。それよりも数学、読み書きをやれ。」
という言葉に感銘を受けました。
また、天才達が書いた制作メモやプログラムなども載っており、
妙にリアリティーがあります。