デリバティブの理論体系・・
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デリバティブとは、何であろう・・!?
デリバティブを定義すると、『不確実性下でのリスクを合理的かつ客観的に見積もり、さまざまな金融商品や、ポートフォリオなどを共通の尺度で価値評価する理論体系、及びそうした体系から生み出される金融商品・・・。』
市場の本質は不確実性である!
しかし、予知ができないことと、合理的な見積もりができないことは違う・・。
リバティブの利点として、
・売りも買いも、等しく取引できる。
・『リスクテイク』にも『リスクヘッジ』にもどちらにも機動的に使える取引である。
・扱う対象がなんであろうと、すべての資産を同じ枠組みで、共通の尺度で捉えることができる。
世界のデリバティブの取引残高は、世界GDPの数倍といわれており、リスクテイクである『レバレッジ取引』が、2008年のリーマン危機の振幅を拡大させた・・・。
(リーマン危機では、いろんな問題点がある。)
デリバティブについては、今後の商品開発、規制と目まぐるしく進化、変化、して行くことだろう・・。
CD付きで分かり易い解説である・・・
個人的には、『ボラティリティーのファットテール構造』の解説だけでも読む価値はある・・・