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初めてのRuby

価格: ¥2,376
カテゴリ: 大型本
ブランド: オライリージャパン
Amazon.co.jpで確認
初めて Ruby を触る人へ ★★★★★
他の人のレビューを読むと、「Ruby をある程度触った事がある人向け」 とか 「初めて Ruby を触る人にはオススメできない」 ということが書かれていますが、私は Ruby を全く知らない状態でこの本を読んだのでその視点でのレビューを書いておこうと思います。

まずこの本のタイトルにある 「初めての」 という言葉が何を表すのか、ということですが、「初めてプログラミングをする人に向けて」 という意味ではない事に注意してください。 前書きにも書いてありますが、他の言語をある程度わかっている必要があります。 少なくとも、プログラミング言語を 1 つは知っており、オブジェクト指向の概念、文字エンコーディングの基本ぐらいは知っておかないとこの本を読むのには苦労すると思います。

私は C/C++, Java, Perl, JavaScript あたりの言語を使えますが、特に Perl と Java の知識はこの本を読むのに役に立ったと思います。 オブジェクト指向の概念や文字エンコーディングに関する基本など、汎用的なプログラミングの知識さえあればさくさくと読み進めることができます。 Ruby という言語を使う上で重要な点をコンパクトに纏め上げた良書ですね。
Ruby 1.8 と 1.9 の違いの説明も随所でなされ、良かったと思います。
タイトル以外は5つ星 ★★★★☆
他の方も書かれている通り、本書がターゲットとしている読者とタイトルがアンマッチな気がする。私も含め、これからRubyを勉強しようとする人が最初に読むべき本ではないと思う。少しRubyをかじった後で、理解を深めるためには良いでしょう。

と言っても、本書の内容は決して悪くないです。1.8と1.9の違いを明確にしてくれている点は良い。何よりもコンパクトなのがよい。出張の鞄に入れるのも、さほど苦にならない。

でも如何せん、Ruby初心者からすると説明が足りない。もう少し説明が欲しい。
例えば、本書で頻出の (クラス名)#(メソッド名) という表記について、最後まで一切説明がなかった気がする。これってRuby特有ではないプログラマの一般常識ですか?そうですか、すみません。

読むタイミングさえ間違えなければ、素晴らしい出会いになっただろう。そこが残念。
良書。但し要他言語の充分な経験 ★★★★★
・ プログラミング初心者向けではありません.
・ 他言語を習得されている方向け.
・ Ruby の全体像を手早く俯瞰したいという方には完全マッチ.

著者は Ruby ハッカーの日本人ですが、他のオライリー翻訳本と同じく要所で小難し
い表現を見かけ「なんでそんなまわりくどい言い方するの」なんて思いますが、これ
はできるだけ丁寧に書こうと心がけていると評価することもできます。そこにストレ
スを感じない方ならすらすら読めます。

全体のボリュームが薄いですがちゃんとポイントを掴んでいる点、無駄があまりない
点がこの本の優れいるところです。つまり、読者は選ぶけれどもとてもおすすめです。

同じ著者に同じノリで Rails 本を書いて欲しいと思います。よろしくお願いします。
初めてじゃないRuby ★★★☆☆
Rubyを独学しようとこの本を購入したJavaプログラマですが、たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミングを買い直すことになりました。
Ruby初心者向けではない印象です。ある程度書けるようになったら読みなおそうと思います。
あとは、Rubyに対して過剰に褒めていて、Rubyのメリットしか書いていないのが気になりました。
メリット・デメリットを併記して、実際にどのような開発規模やスタイルに適するのかを客観的に示してほしかったです。
プログラマにとって言語とは道具で、状況に応じて取り替えるものであり、どんなところでも何にでも使える言語など無いのだから。
タイトルに難あり ★★★★★
書籍の中にもありますが、プログラミングをまったくやったことがない人にはあまりオススメできません。他の方のレビューにもありますが、もっと言うと、rubyに触ったことがない人にも個人的にはオススメできません。
自分はPHPやPerlでMVCフレームワークを使っていて、流行っているからという安易な理由でRailsに触れ、疑似コードみたいだけど本当にRubyの構文なのかDSLなのかどっちなんだろ? とか、シンボルって便利だけどいまいち概念が理解し辛い…とか、全部オブジェクトって言われても…とか、Railsから泥縄式にRubyを覚えたことでモヤモヤとしていた点が非常にすっきりとわかり、Rubyという言語がなぜこれだけ支持されているのか、その魅力がよくわかりました。
ですので、星は5つですが、タイトルが誤解を招きそうな気もします。ただ、これだけRailsがブームになっている今、さらにRubyを知りたいという人には、最もオススメできる書籍だと思いますし、1.9ではここが変わるよ、というのが随所に入っているのも、これから本格的な移行期に入るのだろうなあと思うと有益な情報だと思いますし、とても素晴らしい一冊でした。自分と同じ境遇にいる人がいたら、ぜひオススメしたいと思います。