インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ネットワークエンジニアの心得帳

価格: ¥2,376
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日経BP社
Amazon.co.jpで確認
ITの営業は構想力と提案力 ★★★★★
ITは提案がないと意味がない。 と言い切っていると言っていい。
技術的な可能性(製品のスペック)をいかに使うかではなく、
ユーザーにとっての利便性を提供できるコンサルができる、力強い独創力を
磨く事が大切、との卓見です。
しばらく、システム分野の担当を離れていた者としても
改めてめまぐるしい技術変化を感じられる読み物となっていると思いました。
さすが自信家 ★★★★★
著者はこの業界でも年季がはいった方であり、またそれ以上に自信家でもある。鼻につくところも多いが、現場系の一生懸命な壮年であり、そこは個性として許さないといけない。

また、彼の一言が市場に多少の影響を与えるような雰囲気を醸し出しているが、これは彼の知見もさることながら、彼自身の自己戦略的な部分も多い。まず、彼は業界内での発言力を強めた。その次に、今後の市場の予想について、大きく述べるようになった。市場動向が彼の予想どおりに遷移しているというよりも、市場が「彼の言うことであれば、そう大きくはずれることもなかろう」との判断で動いているという向きも少なからずあろう。

そういう著者である。この本の中身も濃い。後進に対して一生懸命で飾らないスタンスで話しかける。現場系で技術が好きだから、技術的にいい加減なこと、上っ面なことは書かない。
企業ネットワークづくりの最先端・最前線に立つ著者の真髄! ★★★★★
著者は、業界を一世風靡した東ガスIP電話プロジェクトの営業・開発の責任者である。

テクニック、テクノロジーを追いかけ、振り回されること無く。

ソリューションとは何か。

テクノロジーは突き詰めたら、どういう効用があるのか。

そういうことをIT業界人、通信業界人は突き詰め、精進・修練を積んでいくべきなのだと。単純なようであるが、著者の一貫した継続とその鍛錬の結果、導き出された、設計から実装・運用に至るまでの洞察・思想・心得に満ちている。

一プロジェクトが終わった時に、わが身のあり方を振り返るのに良いだろう。

SIP、skypeのような新たなテクノロジーの意味合いを、それを具体的にネットワークづくりにどのように活かしていくか、そのようなことに考えを巡らせる際の心得、基本思想がここにある。

ネットワーク・エンジニアリングにとどまらず、IT系の営業・開発・プロジェクト管理などの仕事に携わる人たちにも、プラスになるだろう。

著者は、このような思想を、具体的なネットワーク革新の成果とともに、あるいは、顧客に語り、あるいは、講演で説いている。ユーザ企業がこのような認識に立っているという前提に立たなくてはならない。ベンダー・サービスプロバイダーは、そのことをよく認識して、仕事をしなければならない。

本書での思想に基づく根本的かつ厳しい問いかけに、その提案は、その製品は、そのサービスは、自信をもって応えられるか。この著作が拡がることで、ユーザ企業は賢くなり、厳しくなる。そこから、IT業界の、通信業界の、業界全体の底力の向上につながる。

救世の良書である。

仕事・技術のヒントがフルコースで楽しめる一冊 ★★★★★
レストランに行き、コース料理を頼むとしよう。前菜、スープと始まり、メイン料理からデザートに至るまで、一品一品がすべて、変化に溢れる美味しい味付けで提供されることを望む。ある一品だけが美味しく、残りが妙な味付けだともうこんなお店には来ない、なんて思うこともある。

さてこの本は大まかに、エッセイ、SEの仕事論、IPセントレックス技術、将来技術展望、の4つのテーマで構成されている。
エッセイも気楽に読めるようだが、これを読むと筆者がどのように最先端技術に取り組み、世間を先取りして大型案件を受注してきたか、その裏側までがよくわかり、示唆深いものとなっている。
また、技術的な部分は、長年ネットワーク業界に身を置き、技術の展開を見てきた筆者だからこその表現や理解がみられ、単純な技術説明の書籍とは一線を画している。

どの部分も密度は濃いが、バラエティーに富んでいてあっという間に読めてしまう。
美味しい料理を出すレストランほど、そのレストランでの時間があっという間に過ぎてしまうのと同じだ。
この本は、どのテーマも手が抜かれていることはなく、それぞれがその役割を十二分に発揮し、読者を楽しませながら元気の源になってくれる。

仕事の取り組み方について改めて気づかせる本 ★★★★★
顧客への提案やRFPへの対応、プロジェクトマネジメントは、ついつい決まりきった仕事のように機械的に処理しがちになるところだが、この本は「いや、新鮮な気持ちでやり直そう」という考えにさせてくれます。書いてあることは一見すると当たり前のようだが、現場の第一線の苦労がにじみ出ており、自分の仕事に当てはめてみて、「ここまでやりたい」という気持ちになります。ネットワーク関係の人だけでなく、コンピュータ関係の人にもためになりそうなことが書いてあり、エンジニアやSEなどの職種のあらゆる人に勧めたいと思います。