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(英語)授業改革論

価格: ¥1,944
カテゴリ: 単行本
ブランド: 教育出版
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机上の空論ではない ★★★★★
英語教育界で田尻悟郎氏の名前を知らない人はいないだろう。
文法説明と内容理解しかしない英語教育にあって、常に実践を模索しているのが田尻氏だ。
子どもたちに英語を楽しませ、英語を使わせる技法は他の追随を許さない。
おそらく日本の英語教師の大半は文章を訳して終わりという授業をしてると思う。
「楽しめば、勉強が勉強でなくなる」とは田尻氏の弁だが、この本を読めばその意味が分かる。
中学・高校で一度も教壇に立ったことのない有名大学教授が書いた本は腐るほどある。
しかし、そんな机上の空論を読む時間があるなら、まずこの本を手にとってじっくり読むことをおすすめしたい。
著者の授業観、教育観を綴った本 ★★★★★
著者は言わずと知れた、英語授業の達人である。
長年、兵庫県と島根県の公立中学校教諭として、英語教育界に影響を与えて
きた方である。著者ご自身も語られているように、そこに至るためには様々な
失敗や挫折があってのことで、それを乗り越える旺盛な向上心とチャレンジ精神が
今の筆者を作り上げてきたのだろう。

本書は、そんな筆者が中学校教育現場にいた頃に(今の大学も「現場」であると
本書で筆者は述べておられるが)、主として「経験」して「会得」してきた
授業構成、授業の目的、英語上達のポイント等を、余すところなくストレートに
綴ったものである。
したがって本書は、研究書としての色合いはほとんどなく、あくまで「現場」の教師
としての視点から得た授業改善のポイントがまとめられたものである。

常に新しいことを試み、生徒の反応から授業を改善しようとしてきた様子が文からも
伝わってくる。その積み重ねで達人といわれるまでになった著者のエッセンスを知れる
ことは、現場教員にとっては得るところが非常に大きい。

やはり中学生を想定した記述が大部分を占めるが、著者のエッセンスを知ることができる
という点で、高校や大学の先生方にも得るところが必ずある本だと感じる。

新時代の英語教育はここから始まる ★★★★★
 英語教育の第一人者である筆者の、長年の経験や研究に基づいた、包括的な盛りだくさんの一冊。
 小中高大学で英語を教え、数々の研究や研修を経て、またたゆまぬ教育的愛情と向上心から得られた数々のエッセンスのあふれた一冊である。生徒も教員も人間であり、社会的ニーズも変化しつつあるから、その意味では授業のあり方に正解はないが、それを目指す姿勢は普遍的なものである。本書には確かにそれがある。
 緊張感と活力のある、明日をたくましく生きる生徒を社会に送り出すためには全ての英語教員必読の一冊といえよう。