新感覚の切手本
★★★★★
本書は切手カタログでも、解説書でもない。世界の切手に関する愛着や、切手の美しさが、多くの収集家によって語られる。それぞれの収集家にはテーマがあり、例えば中国切手、ブラジル切手、動物切手、デザインの美しい切手など、それらに対する収集家の想い入れがたっぷりと語られるとともに、コレクトした切手を見せてくれる。
本書の後半1/2は、テーマ別に多くの世界の切手が展示される。オリンピック、飛行機、花、鳥などに加え、コンピュータといった面白い視点からもテーマが選ばれている。
本書の紙質は手頃だ。
一般の切手カタログは、色などの再現性を重視して、
ツルツルとした紙質が選ばれるが、本書は異なる。
光沢を落とした、落ち着いた紙質だが、本書の趣旨に合っている。
本書自体が愛おしい。
毎日眺めていても飽きない。
雑貨好きのための切手本
★★★★☆
最近の、シール感覚で、キュートでポップなかわいい切手を集める女子のための切手本!
カラフルなグラフィック、キャラクター、童話、アート作品などなど、
雑貨好きの女の子のスキなモチーフいっぱいの切手が紹介されてます。
これ一冊で切手収集が間に合うとはいえないけれど、
かわいい切手がたくさん見れて、
切手を売ってる雑貨屋やネットショップもちょっと紹介されていて、
気軽に切手収集をはじめられる本だと思いました。
新しいスタイルの切手絵本:入門書?否!
★★★☆☆
楽しい絵本だ。世界中の切手でカラーページが埋め尽くされている。めくっていくことが楽しい。古臭い、最早見捨てられたかのような趣味である切手収集に、このような新しい感覚の書物が出現すること自体、時代を感じさせるとともにこの趣味にも未来が開けている気がしてくる。
ただ、それ以上のものはない。切手の集め方についての章があるが、切手のはがし方に一ページ、あとは切手店や切手展の案内、わずか2ページの用語集。ストックブックとアルバムの違いすら、この本ではわかるまい。この本は見るのには最適。切手を知らないヒトを切手収集に誘い込むのにも最適。でも、切手収集の入門書ではありえない、絶対。
初心者の入門書にピッタリ
★★★★☆
雑貨小物のお店めぐりが大好きで、そんな折にふと見かけて買った外国の古い切手…。日本の切手にはないガーリィー、ポップ、デザインセンスの良さにあっさり沈没。 すっかりはまってます。この本はそんな外国の切手?え?という初心者の入門書にちょうどピッタリです。カラーページも多く、見ているだけで楽しい。
奪われた!
★★★★★
最近気になる切手。
そんな切手の入門としてこの本はとっても良いです!
切手の図鑑というよりはガイドブックというかんじです。
歴史や切手好きの方々のインタビューがのっていて読み物としても
面白いですよ。
しかし何より色とりどりの切手に目を奪われます。
花、童話…とカテゴリーごとに並べられている切手達。
誰かと一緒にこの本を開いて見るのも楽しいです。
「あ~これきれい!」なんて言いながら。
雑貨屋さんなどでも最近よく見かける、切手。
私は心を奪われました。