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印象派美術館

価格: ¥9,218
カテゴリ: 大型本
ブランド: 小学館
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印象派の総合解説書です ★★★★☆
8月16日(月)まで国立新美術館で開かれた、「オルセー美術館展2010」に数回、通いました。
この展示会は「ポスト印象派」を中心としたものでしたが、ドガ、ピサロ、そしてモネのように、印象派巨匠の絵画も展示されており、これら印象派の画家たちの活躍した時代の背景や作品を解説した、展示会目録以外の良質な資料を探し、本書を購入しました。
他の方も指摘されているように、若干、印刷が暗めな絵も含まれていますが、作品の視点や印象派の画家の人間関係等について分かりやすく解説されており、作品の鑑賞にとても役立ちました。
さらに、オルセー美術館の絵画に興味を持った方は、洋書ですが「Paintings in the Musee d'Orsay」(Serge Lemoine (著))が印刷が美しく、きっと満足されると思います。
包括的で見やすい ★★★★☆
かなり包括的で、一般の鑑賞者にとっては十分な情報を提供していると思います。絵の大きさも、画集ほどではないにしろ、悪くありません。作品の収集も結構手広く、他の本では見たことのない作品も載せていたりします。

レイアウトもよく、非常に見やすいので不満はないのですが、ボリュームの割に値段が少し高いです。他に同種の本がないうえ、これがあれば画家ごとの小中型の本を買う必要はなくなるので、そう考えると高いとは言えず、微妙な値段設定です。これ1冊あれば、日本で開かれる印象派を含む特別展をより楽しむことが出来るようになるので、そういう機会がある人には持っていて損はないでしょう。
歴史もわかって便利 ★★★★☆
とにかく印象派の全てを詰め込んだかのような画集。
印刷は非常に美麗でたいへん気に入ったのですが、何分出来るだけ多くの絵を載せようと思ったらしく、見にくいほど小さな図版もあります。
黎明期の印象派から、アメリカや日本の印象派まで収録されているのですが、何十枚も載っている画家もいれば、収録数が一二枚の画家もいます。
ただ、印象派の歴史についての記述は詳細かつ平易で、非常に面白いです。私は、ルノワールが印象派だった時期のある画家であるというのはこの画集で初めて知りました。
値段は張りますが、ボリュームがあり、気楽に開いて眺められるので、買って損は無いと思います。
入門書にして決定版作品集。美麗印刷と解説で知る画家の素顔 ★★★★★
■《印象派》とは19世紀後半のフランスを中心にした画家達の集団をいう。マネ、モネ、ルノアール、ピサロ、ドガ、シスレーが代表的画家。セザンヌやゴッホも深い関わりを持つ。その活動は、文学ではマラルメ、音楽ではドビュッシー、ラベルなどにも影響を与えた。本書は印象派画家達の作品とその生涯を丹念に解説、全貌が俯瞰できるように構成された画集。A4判変形、498頁、オールカラーの豪華本だが良心的低価格だ。
■1860年代、サロン(官展)にモネ達は作品を応募するが評価されず、1874年グループ展の開催に踏みきる。これが今日第1回印象派展と呼ばれるものだ。彼らは共同出資会社を作り、グループ展を催して作品販売するという当時類例のない方法をとった。画家達によるベンチャー会社設立ともいえるだろう。
■印象派展は、1886年の第8回で12年の幕を閉じるが画家達は大きく飛躍し、以後も確かな足跡を刻むのである。
■文章解説も読み応えがあり、私にとって細部の発見も多い。マネの「フォリ・ベルジェールのバー」は署名と制作年が酒瓶のラベルに書かれていたりして面白い。大変勉強になった。
網羅していても ★★★☆☆
東京か横浜って感じなんだけど出掛けていって、1500円くらいは払って美術館に入ってコーヒー飲んで、プライスは3000円ってところか。安い時期ならパリまで行って、5日間くらい美術館巡りをしても15万円くらいで十分だからと考えると、この値段は…、図書館でいいのかもしれない。自宅にあっても飾りだろうし、それなら84枚気に入った絵のポストカードのほうが幸せ。