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ニッポン ヨーロッパ人の眼で見た (講談社学術文庫)

価格: ¥886
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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すごい人である ★★★★★
 ブルーノ・タウトの仕事については、TBSの「The世界遺産」で「ベルリン近代集合住宅群」(2009年5月24日放送)として放映されていた。
 確かに、1920年代の仕事としては、レイアウトや自然との共生についての先見性がすごいと思う。

 藤ジニーさんではないが、この本を読むと「ニッポン人には、日本が足りない」と私も思う。
 情けない話だが、桂離宮について、多少なりとも知ることができたのはこの本があったからだ。
 しかし、桂離宮への訪問はまだかなっていないため、今ひとつイメージが湧かなかったが、NHK番組「桂離宮 知られざる月の館」(2009年1月4日放送。NHK-BSで片岡鶴太郎がナビゲーターをした「桂離宮〜王朝の美」(2008年11月25日放送)の大幅リメイクとも言える)が結構優れもので、いろいろよく分かった気がした。

 また、同時期に建造された「二条城」についてもTBSの「The世界遺産」(2009年4月26日放送)で放映されていて、両方を見ると、いろいろよく分かった気がする。
 例えば、建物の配置について「雁行」(二の丸御殿(二条城)、月見台〜中書院〜新御殿(桂離宮))という様式が両方とも採られていること。また、共通に登場する人物は、「後水尾(ごみずのお)天皇」であることなどである。