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冒険投資家 ジム・ロジャーズ世界大発見

価格: ¥1,944
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本経済新聞社
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男の浪漫一杯の一冊 ★★★★★
オリジナルは2003年リリース。邦訳は2003年11月12日リリース。『Adventure Capitalist』ジム・ロジャーズの二度目の世界旅行の記録である。1998年末アイスランドからスタートし、2001年末にアメリカの自宅に戻るまで116カ国を改造メルセデスで15万2,000マイルを踏破。途中で結婚までミレニアムにしていて、ギネスブックに載った世界記録である。ぼくは沢木耕太郎の『深夜特急』を読破したあとに読んだので、2つの旅の差に愕然とする経験までした。

アイスランドからスタートしたと思ったら、一挙にトルコに話が飛んでビックリした。国によって色々書きたい国とまったく書きたくない国があるようだ。つまり根本に『この国に投資したいかしたくないか』で書いているのだ。 すごい旅行である。投資すべきかを身をもって体験して決める。これがジム・ロジャーズの凄いところで、その上に政治・民族性・インフラといった要素も的確に分析する。確かにこれでは投資で負けないのも頷ける。

最も印象に残ったのは最後にアメリカに帰ってきて、世界中を旅する間にアメリカを外から見たことについて述べている部分だ。実に適切な分析だった。今、アメリカは鬼のようにドルを刷り続けている。世界最大の債務国がこの危機を乗り越えるためにドルを多大に刷る。これはかつての基軸通貨たりえたスペインそしてイギリスがやって来たことと同じではないのか、と考える。つまり、ドルは既に基軸通貨としての適格性を失ないつつあるとジムは言いたいのだろう。そして今はアメリカを離れ、シンガポールに居を移している。

旅行の全容は彼のサイトで見ることが出来る。男の浪漫一杯の一冊だ。
道楽日記?いいえ、これはビジネス書です。 ★★★★★
投資家として名をはせたジム・ロジャーズ氏ですがこれは彼が車で世界を旅したときの感想と考えをまとめられたもの。
正直道楽日記に期待はしていなかったのですが、嬉しいことにその予想を大いに裏切ってくれました、
驚いたのが彼の洞察力の深さ、大局的に物事を見つめる姿勢、不正を働いたやからには地球の裏側まで追っかけていこうとする執念とガッツ。
ハッとさせられるとこが多々あり素晴らしい一冊に仕上がっております。
衰退と滅亡が分かる本 ★★★★★
 指摘に説得力と真実味があり、とても参考になりました。本書を通して幾度となく遭遇するハメになる衰退と滅亡。日本人という民族性と今何と本当に向き合うべきなのか?否応なしに考えさせられました。衰退と滅亡の合言葉は

          「硬直」⇒ 「傲慢」⇒ 「浪費」⇒ 「汚職」

 この順番だと思うんですがどうですかね?
本書=純粋にカッコイイ+投資家の視点+歴史観+市場主義 ★★★★☆
南極を除く大陸の計116カ国を3年かけて特注のメルセデス・ベンツで走破すた投資家ジム・ロジャースの旅行記である。先ず、何と言っても、この壮大なアドベンチャーをやってのけるジム・ロジャースはカッコイイ。
また訪問する国々に投資するか否かを判断する視点(規制で雁字搦めになっていて、おびただしい官僚主義が蔓延っている国、腐敗だらけの国、年齢から見た人口構成、自国通貨に対する受け止め方等々)に関する記述が興味深い。
更に、この本の随所にちりばめられた、大きな流れで捉える卓越した歴史観と、政府やNGO等の経済への関与は戦争や貧困等諸悪の根源であると糾弾する、徹底した市場信奉主義の観察眼は非常に興味深い。
例えば、チャリティとしての古着のTシャツが仲介人を経てアフリカ諸国で売られるということが、これら国々の経済にどのような影響を及ぼしているのかに関する視点は、”The Travels Of A T-Shirt In The Global Economy: An Economist Examines The Markets, Power, And Politics Of World Trade” (Pietra Rivoli 著)の考察と比較して読んでみるのも面白いだろう。
とにかくおすすめ ★★★★★
富、名声、改造ベンツ、ブロンド美人の恋人・・・そして世界一周・・・・

参りました。貴方はカッコよすぎます。もう言うことは何もありません。