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私の財産告白

価格: ¥1,080
カテゴリ: 単行本
ブランド: 実業之日本社
Amazon.co.jpで確認
努力は大事、それから四分の一貯金法は実践すべし。 ★★★★★
少し前に著者を知って、ぜひこの本を読みたいと思ってました。
今回、ようやく読むことができました。

内容は、とても為になることばかりで感銘を受けます。
本のタイトルは、「私の財産告白」と今どきにはあまり見受けられないタイトルで若干衝撃的です。
でもそれもそのはず、この本の原文は戦後直後に出版されたものです。
そして、出版時点で著者本多静六氏は85歳。
そんな偉大な著者が生い立ちや若い頃からの信念について綴っているわけだから、内容は当然、明治後半、大正、昭和初期の内容です。

そんな時代背景からだけでは、今とはかなり隔たりがあるのだろうと思ってしまうのだが、実際には今も当てはまることばかりを述べているように思いました。
・四分の一貯金法はしかり、
・財産の根幹は、やはり勤倹貯蓄
・株式は二割利食い、十割益半分手放し
・投機(今で言うFXがまさに当てはまる!?)は、絶対にとらない
・好景気時には勤倹貯蓄、不景気時には思い切った投資
などなど、財産面(今で言うマネー面)はまだまだ通用することばかり。
強いて当時と今の違いを探すならば、銀行の利息と物価の違いくらいでしょうか。
ちなみに、当時の物価での金額が頻繁に出てくるのですが、こればっかりはちゃんと換算しないといまいちピンときません。

それから、本のタイトルこそ財産告白ですが、後半は職業観、人生観についても述べられています。
人生の最大幸福は職業の道楽化にある、凡才プラス努力は必ず勝てるなど、
本当にグッとくる言葉ばかりです。

この本はしばらく経ってから、また読み返そうと思います。
時代を超えても本質は変わらない、そんなことを述べられた本です。




不朽の名作! 投資の極意!  ★★★★★
最近になり復刻版が出ているのを知りました。
以前、昭和20年代に出した原本を読んだことがあり感動したのを懐かしく思い購入。

@雪ダルマの芯を作れ(種銭を作れ)

A芯ができたなら、それを分散投資(株や不動産など)

Bあとは「焦らず、怠らず、時節を待つ」

C好景気は勤倹貯蓄、不景気は思い切った投資

D利殖の成功は、その人の努力如何にかかわる
        
//現代でも役立つスロー投資の極意が書かれている。また、巨額の富をほとんど子孫に残さず寄付している。
 ウォーレン・バフォットも是川銀蔵、邸 永漢、ジム・ロジャースもみんなスロー投資。歴代の投資家たちと手法がほとんど同じである。
 
 凄い人が日本にもいたんだなと誇りに思う。
日本の偉大なるアキュムレータ ★★★★★
人間的な特性はひとそれぞれです。

内向的で分析好きなタイプの人には最高の人生の手本と言えるのではないでしょうか。


自分がもし億万長者だったら、何をしたいと思うだろう?

じゃあ億万長者になるためにはどうしたらいいんだろう?

そういう考え方を持って日々の生活を考えること、それがきっと大事なことなんでしょう。


私自身はこういう本多氏のような人生を送ることが目標になりました。
仕事とお金のことで不安になった時に読みたい本 ★★★★☆

『人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない。』

『金儲けは理屈でなくて、実際である。計画でなくて、努力である。予算でなくて、結果である。』

本多静六という人物は、明治から昭和にかけて東京農科大学の教授として植林・造園・産業振興など多方面で活躍した。

また独自の蓄財投資法と生活哲学を実践して莫大な財産を築き、定年退官を期に、全財産を匿名で寄付した人物である。

本多氏は企業の創業者や貴族の生まれではなく、一教授として莫大な財産を築いた。本多氏の人生哲学は、サラリーマンである自分にとっては身近な考え方だ。著書の中でも「平凡人の成功法」という章がもうけてある。

ちまたの成功本や蓄財本を読んだけれど、実行できない人やあきらめた人にとってはぜひ読んでほしい本である。
たしかな貯蓄と“比較的”安心な投資 ★★★★☆
「財産告白」という斬新なタイトルどおり著者自身がいかにして財を成したか、
を詳細に(当時の)金額まで細かく書かれています。

財を築くため取り組んだ第一歩として、収入の1/4を貯金に回してしまう
手法が出てきます。まさに心を鬼にして「切りつめて生活していく」姿勢を
貫いた著者の心意気には脱帽するものがあります。

現代人のごくごく一般的なサラリーマン生活を考えた場合、まだ結婚して
おらず借金などを抱えていなければ、この第一ステップはさほど難しくない
と思います。

問題はここからです。著者は「貯金から投資へ」という平成の流行語となった
言葉を掲げ、「お金に働かせる」投資(株・山林)を実行しています。
私のような金融音痴の人間からすると、ここのハードルが一番高いように
感じられます。

参考までに、本書を読んで驚いた点も記しておきます。
それは、現代との共通点です。
たとえば「3つ褒めて1つ叱る」や「(会議に使う資料は)箇条書きがよい。
長い文章は誰も読まない」など、現在のビジネス書に出てくるような内容
がアッサリ書かれていて、昔も今も人間の思考や心理には大差ないな〜
と久々に実感しました。