続編を強く希望
★★★★★
学生時代の社会の授業、地図帳を開けば主要国そっちのけで
首都くらいしか書いていない小国を見つけては
いったいどんな国なんだろうかと夢想していた人に贈られるべき一冊。
カルムイキア共和国等まだまだ珍妙な国は世界中にある。
続編を強く希望したい。
読みやすく面白く知識がつく
★★★★☆
「世界飛び地領土研究会」管理人によるまとめがそのまま書籍化した…ような本。
サイトに書いてあることとほぼ同じ内容ではありますが、サイト内にはまだ書かれていない重要な事柄も多くあるので、買っておいて損は無いでしょう。
ひとつの国の説明がそんなに長くもなく、必要な情報を簡潔に書いているので読後の満足感は充分にあります。
地球儀のおもしろさ
★★★★★
一人で地球儀を回し、世界へ思いをはせる。そんな子供たちが
世の中にはたくさんいたに違いない。
この本は、大人になってからもマニア心で地球儀を回し続けた人の調査結果
といった感じがする。
直接に関係ないことだが、著者は現在さいたま市議になっていたりします。
地理好きにはたまらない内容です。
★★★★★
1985年、まだ中国に返還される前の香港に留学し、九龍城砦に住み、日本語学校で講師をしながら、「香港ポスト」記者を経て、月刊「香港通信」編集長、日刊「香港ビジネスポスト」編集長、現在は帰国して大学院生活。
そんな著者の代表作は「世界飛び地大全」(買っていて興味のあるところだけ読んだけどまだ全部は読んでいない)。
世界中の国の変なところに興味を持ち、マニアックな世界地理の話題を提供してくれる。それが本作の著者、吉田一郎。
本書でも、UAEの成り立ちや、プエルトリコの成り立ち、ロシア領内にありながら台湾が領有権を主張しているトゥバ共和国、ハローキティ通貨が作られてしまうクック諸島。
地理好きにはたまらない興味ある話題がこれでもかこれでもか、と繰り広げられる。
2004年に出版された本だけど、既に3版。マニアックな本でも、内容が良ければ増刷かかるのだ、という見本のような良書。
北方領土に関する見解はとても鋭く、政治家もぜひ参考にするべき。
キティちゃんを描いた通貨がある国があるなんてすごい
★★★★☆
世界は、いろんな変わった国があって、たいていは西欧の植民地支配の
結果だということを思い知らされる内容となっているが、それを
きまじめに書くのではなく、いろんなウンチクをもって、マニアックな
国の紹介という形をとっているのが、なかなか面白い。
国に関するトリビア本といった感じ。
キティちゃんを描いた通貨がある国が、とても印象的で面白かったので
おすすめしたい。