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世界を見る目が変わる50の事実

価格: ¥1,728
カテゴリ: 単行本
ブランド: 草思社
Amazon.co.jpで確認
ASIN: 4794214049
世界を見る目が変わる50の事実
統計を恣意的に解釈して後には何も残さない ★☆☆☆☆
内容については、記述されている方が多くいるので触れないが、あまりにも恣意的に解釈しすぎて
個人的には自分の周りにいて欲しくないタイプの著者ですね。


つまり、人々の関心を大きく引きつけられる(数字的にショッキングな)ような問題を投げて、後は投げっぱなしといった感じです。
物事を両面でとらえず、知ることが重要と言いつつフェアな視点で述べず、
著者の考える具体的な解決策は示さないくせに、それでいて著者の考えに同調させるような言い回しで締めくくる。


例えば、ある章では「自動車は毎分、二人を殺している」で始まり、発展途上国ではいかに交通事故が多いかを述べて
最後に、ネルソン・マンデラの長男が事故死したときの彼の心境を引用して「自動車の発明者たちの耳には、この言葉は
どう響くだろうか」で締める。終始このような感じです。


事実を知ることが大切ならば、自動車の発明は発展途上国にどれだけの恩恵をもたらして、どれだけの人を幸せにしたのか、
その上で交通事故の統計を述べ、そしてそれが過去と比べてどう推移してるのか、それらの事に言及しないで最後は被害者の声。
自分の子どもが亡くなれば、それが交通事故であれ、病気であれ、犯罪であれ、親は皆同じ気持になるものです。


物事には常に良い面と悪い面がある。今そこにそれが存在しているのは、少なくともその時点では、良い恩恵の方が価値があると人々が認めている
からであって、そういう前提を述べずに恣意的情報を並べるのは、典型的な社会主義者によくある論調です。





もう少しこなれた日本語訳を ★☆☆☆☆
まー確かに知らないことも多いのだが、いかんせん訳がいかん。こなれていない。原文である英文が想像できてしまう。読んでいて非常につらかった。


作者が「あとがき」に書いているように、この本は「50の事実」を「狭く深くではなくて、広く浅く」を通して全体像を描き出す、という手法を取っているのであり、訳者は「広く浅くにしては事象の集め方のセンスがよい」としているが、50の事実の中にはトリビアに終わるものも多く、全体を通して読み終えてみると未熟な訳もあいまって私には結局何も残らなかった(せめてテーマは絞るべきだった)。


それはなぜかと考えてみるに、確かに統計データは豊富なのだが、それだけが事実を述べる根拠であり、作者の主観的な意見はまったくなく、もしあったとしても専門家などの意見を引用する形で間接的に述べているので論点が希薄になっていることだと思う。

確かにタイトルが「事実」なのだから、あえて自分の意見を述べないで事実だけを伝えるということだとは思うのだが、あまりにも風呂敷を広げすぎて問題提起だけに終わり「じゃ、あんたはそれはどう思ってるの?」と、アクションまで言及されない。肝心な部分で作者の言いたいことが伝わってこなかった。
世界を知るのに情報源となるが、極端な事例も多いと感じる ★★★☆☆
中国では4400万人の女性が行方不明、世界には2700万人の奴隷がいる、などセンセーショナルな表現が目立つが、事実を幾分誇大に表現している感があり、正直アジテーションを受けているという域を出なかった。

しかしながら、参考になる事例が多数あるのも事実である。

→寿命
 この200年で人類の平均寿命は倍
 ローマ帝国時代の平均寿命はたったの22年
 1347年から51年までの黒死病の流行でヨーロッパの人口の4分の1が死亡
 60年以内に、日本人の新生女児の平均寿命は100歳を超える

→10代の妊娠
 経済的苦境、幼年時代の精神的混乱、学業不振、自分の母親も10代で出産、これらの条件をすべて満たした少女が10代の母親になる確率は40%を超える

→化粧品販売訪問員
 ブラジルでは、化粧品会社エイボンが同国に擁するエイボン・レディ(訪問販売員)は70万人
 エイボンのような訪問販売の仕事は、自己裁量、自主性の実感、そして自立をもたらしている

→インド
 国民の5人に2人が絶望的貧困に暮らす
 カースト制度に加えて教育の普及も遅れている

→食品添加物
 ごく単純と思われがちバナナ風味やリンゴ風味でさえ、数百種類の化学反応の産物である
 本物のイチゴと、数十種類もの化学合成物からできているイチゴ・フレーバーは同じなのだろうか?

→交通事故
 交通事故死の70%は発展途上国で発生し、これら使者の65%は歩行者

→違法ドラッグ
 世界中で2億人が麻薬を濫用しており、違法ドラッグ市場は年間4000億ドルに達する





パンドラの箱の底に、本当に「希望」はある? ★★★★☆
 世界で起こっている様々な現象から衝撃的な50の事実を選び、危機的な状況を解説したり、解決策を提言したりする啓蒙書です。

 著者が選んだ問題点の多くは、国どうしの経済格差に関するものです。
 たとえば、「日本女性の平均寿命は84歳、ボツワナは39歳」、「世界で7人に1人が日々飢えている」、「世界の70%以上は電話を使ったことがない」のように、驚くべき数字が挙げられます。

 どの問題も深刻ですが、読んでいるうちに、「“人間の愚かさ”が根本原因で、それが先進国にも途上国にも現われているだけなのでは?」と思い至りました。
 たとえば、「ワシントンDCで働くロビイストは6万7000人。連邦議員一人に対し125人」という問題。ロビイストというのは、業界団体や企業が政治家に働きかける活動の専門家で、多額の資金が彼らによって動かされます。世界で最も進んでいる「民主国家」で行われていることは、富める有力者による買収行為に他なりません。
 かたや、発展途上国では小役人への賄賂が常習化して、本書でも「ケニアでは家計の三分の一が賄賂に使われる」という問題を取り上げていました。
 しかし、問題の根っこは同じ。
 それが先進国では、買収する相手が小役人から政治家に代わり、金額が大きくなっただけのことです。「ロビイ活動」「ロビイスト」というと、正々堂々としたイメージを持ちますが、自分達だけに特別扱いを求める行為のどこに正当性があるのでしょうか。

 本書を読んでいると、「人間性は進歩なんかしていない。よりずる賢く、より残酷になっているだけ」と感じてしまいました。
 しかし、著者は悲観していません。曰く、
  「私は、これら50の事実が世界を変えると確信している。
   本書を読み終えたあなたも、そう信じてくださることを祈ってやまない」

 ウィリアムズ氏の希望的な考え方が伝わる一書でした。
冷静に読みたい ★★★★☆
 なるほど。世界を見る目が変わりそうなトピックがたくさん掲載されています。平和ボケした日本には良い刺激になる可能性がありますね。

 ですが、一部気になった点を述べます。

・50のトピックの中にはどうでも良い「トリビア」系の話題も混じっている。
・考えるきっかけとしてはすばらしいが、著者の考えを押し通しすぎるきらいがある。
・政治色は希薄と書かれているがかなりバイアスのかかった著書であると感じる。
・数字の根拠に微妙なところがある。たとえば喫煙が原因で死ぬ人の数が書かれているが明らかな因果関係が証明されているとは到底考えにくい。


 この本は考える機会という意味で大変良書であるとは思いますがすべてを鵜呑みにしてしまうのは浅はかであると思います。

 この本を読んだ後にグローバリゼーション反対!とか、経済大国は悪だ!とか感じるようであればもう少し冷静になる必要があると思います。数字で書かれるとなんだかもっともらしく感じてしまうのですがあくまで地球で起こっていることの一側面であることを考慮すべきだと思います。世の中そんなに簡単に善悪がわかれているわけではありません。著者の(結構厳しい)意見に流されずに事実を事実と受け止めるだけにとどめましょう。その後、著者の意見は脇において自分の意見を持つようにする方が無難だと思います。

 特に、各トピックの最後の段落は著者による厳しい目の意見が書かれていたりしますので(悪く言えば)マインドコントロールされないように落ち着いて読む必要があります。


 Anyway,考えるきっかけとしてはすばらしい本でした。