波瀾万丈の人生
★★★★★
600ページほどの本書ですが、前半は読み進めるのがかなり苦痛です。その昔、どこか遠くの世界で起こった出来事、くらいのイメージしか浮かびません。
が、300ページを過ぎたあたりから、俄然おもしろくなります。著者の弱い部分や、人間的な部分が描写されてきて、内容が現実味を帯びてくるからです。
ラストに近づくと、これ本当に実話なの、というくらい、とんでもない展開が待ち受けています。
ノンフィクション好きにお薦めの一冊です。
興味深いが異常に長い。
★★★☆☆
金正日、金正男と一緒に暮らした著者の記述は興味深いが異常に長い。
祖母の代の話から、朝鮮戦争の話を経て、ともかく長い。金正日、金正男の話を知りたいだけであれば、最後の2章のみで十分である。
ひとあじ違った北朝鮮本
★★★★☆
最近多くの北朝鮮関連本が出ている中、著者は朝鮮戦争を実際に体験してきた事、金正日の家族の一員として過ごした事を書き記すによって他の北朝鮮
関連本より一味違った出来映えとなっている。ただ、多少ひとりよがりな部分もあるかもしれない。
「普通の父親」の表情で、息子らとともに写真におさまっている金正日の姿が印象的だった。
その後も知りたい
★★★★★
大変興味深く読みました。
テレビなどでは「喜び組」など興味本位での北朝鮮報道がクローズアップされていますが、本書は著者の見た、金正日の生活が生々しく綴られており、北朝鮮国民の生活とのギャップが浮き彫りになっています。