インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

世界石油戦争―燃えあがる歴史のパイプライン

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本放送出版協会
Amazon.co.jpで確認
4大ビジネス ★★★★☆
 石油、これも4大ビジネスの一角を担っている。日本国内では分からない熾烈な戦いが行われている事を認識するだけでも意義あり。
余りにも複雑かつ多岐にわたる人脈・事件の記述には辟易 ★★★★☆
2002年6月発行の初版本を買ってから丁度7年経った。事情あって今漸く読了した。
力作である。第一次大戦の終了間際に英国がマクマホン書簡(終戦後オスマントルコが占領していたアラブの土地はアラブ人に返す)、サイクス・ピコ秘密条約(アラブの土地を英国とフランスで分割する)、バルフォア宣言(終戦後、英国はパレスチナにユダヤ人国家を建設するのを応援する)との相矛盾する三枚舌外交を展開したのが今日のパレスチナ問題の根源であると著者は喝破する。
それに石油が絡んでくる。「中東イスラム諸国には紛争が絶えない。しかし、イスラム教国に紛争があるのではない。石油の産出国に紛争が起こっているのである。石油の産出国に、イギリス・アメリカ・フランス・オランダによって、二十世紀の大紛争が持ち込まれたのだ。」というのが著者の一貫した立場である。その線に沿って、著者は膨大な資料をしらべあげ、石油資本と国家の結びつき、ユダヤ人脈と石油資本・閨閥・国家との結びつきを具体例をもって、説明するが、余りにも複雑かつ多岐に亘るために、読みながら、その関係を頭に入れるのは至難の業である。そのためにこれらの関係を線で結んだ膨大なチャートが巻末に掲げられている。
初版本が書かれてから7年の間にアメリカではブッシュが退陣し、オバマが大統領になってイラクから兵を引き上げた。イラクはアメリカ陣営に入ったからである。
しかし、アフガニスタンではまだ戦争は続いており、アメリカのイスラエル寄りは変化が無く、アフガニスタンには石油があり、パイプラインがある。
その意味で著者の主張の正しさは証明されたといえるだろう。願わくば、もっと簡潔に表現してもらいたいものだ。
広瀬氏による9:11事件の再評価はあるのか? ★★★☆☆
私は広瀬氏のファンで、氏の系図学手法の威力を実感させられています。さて、今や9:11事件は、ツィンタワーの倒壊落下速度が異常に速いこと、WT第7ビル倒壊の不自然さ、とても航空機が突入したとは思えないペンタゴンの破壊跡その他などから、イスラム過激派によるものではなく、イスラエルの情報機関モサドやアメリカのCIAの陰謀説も唱えられています。現下の様々な世界危機は、見ようによっては9:11事件を企んだこれらの勢力(国際金融機関の影響下とも)が、統一的世界政府実現に向けた延長線上にあると解する説もあります。広瀬氏は事件直後の本書で、イスラム過激派犯行説に立った上で、それを義挙と看倣しておられますが、今後の著作での、国家またはシオニストによる陰謀説に対してどのような態度を取られるのか、気になるところです。
ホントのこと! ★★★★★
結局すべては石油だった!!!
ワイドショーで取り上げられるイラク復興支援への自衛隊派遣。
黄色い声で感情論を撒き散らすオバサマのコメントに違和感を感じていたが。。。

そうか!すべては石油だったのか。
オバサマ、もし、石油が日本にまったく入ってこなくなったとしたら。
自衛隊派遣、やめろって言う?

今も昔も石油に関わる家系はほんの少数であること。
英国首相チャーチルが実はアメリカの血を引いていたこと。

なんて楽しい本なんだ♪(分厚いけど。。。(笑))

本当のことを知りたいあなたは、是非!!!

本書を読まずして中東問題を語るなかれ ★★★★★
一般の歴史書がすべて真実を記している事はない、あくまで歴史である、学校の教科書が正しい歴史観を全部伝えているとはいえない、中東問題をまるで対岸の火事、どこか遥か遠くの異国の地で起きている宗教観の対立、石油利権の対立問題という極めて皮相的な、表層的な歴史の捉え方では真実は見えてこないし知り得ない、確かに古代時代からの連綿と連なる日本の歴史も必要だが、今必要のは我々が生きている現代史の深遠を紐解く真の歴史書である、その意味で洞察力を磨くためにも本著は一読の名著である