JR東日本革マル派問題を告発した警世の書
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この本は当初「週刊文春」に連載されていたが、JR東日本は同社管内のキヨスクでの「週刊文春」の販売を停止するという措置に出た。この前代未聞の言論封殺によって他のマスコミは震え上がり、「JR東日本革マル派問題」は言論界でのタブーとなった。
JR東日本という日本でも最大級の企業の最大労組である「JR東労組」に、過激派「革マル派」が浸透し、組合員どころか会社までをも牛耳っていると筆者は訴える。「革マル派」といえば、血で血を洗う内ゲバを繰り返してきたことで知られる過激派である。その「革マル派」が、なぜ巨大企業を支配することができたのか。「革マル派」の非合法手段の数々には、正に背筋が凍る思いである。
国民は、この問題から目を逸らしてはならない!