娯楽で見る映画ではない
★★★☆☆
この映画は「海の生き物を守ろう」というニュアンスが強かったです。
アースを見た後だったので、今度は海の生き物に癒されたいなぁ、と思って軽い気持ちでこの映画を見ました。
前半はまさにそのような感じでした。すごく落ち着いて綺麗な映像だったので、とても楽しめました。
しかし後半はそれとは打って変わったもの。
人間による漁業や排水で、生き物が住みづらくなる今の海の現実をちょっと大げさに物語っていました。
前半の綺麗な海を見せられて集中している中でこういうテーマを持ってこられたので、
単に海の映像を楽しみたかった自分としては、ちょっと後味悪かったです。
トレーラーではアースに似た映画かのように宣伝しておりますが、伝えたいことはアースとやや別物です。
綺麗な海を見たい、って気持ちだけで見ないほうがいいかと思います。
海の美しさと生命の多様性について映したのか、海洋汚染について映したのか、構成が中途半端。
★★☆☆☆
「アース」の海洋版くらいにしか鑑賞前は思っていませんでした。
渡辺謙さんに対抗して宮沢りえさんをナレーションに起用したのでしょうか。
「地球の海の中にもうひとつの宇宙があった」
全編を通して簡単に言うなら、そういうことになります。内容は。
思えば、地上に暮らす我々人類は左右にはある程度自由に移動できても、上下には自由には動けないのですよね。
だから、海中に生きる生物たちが上下にも左右にも、いや360度を全方向自由自在に動き回る光景を見るに、
まるで「空を飛んでいる」かのような錯覚すら覚えるのである。ホントの自由って正にこういうことなんでしょうね。
人間は海中の生物たちに比して、全然自由ではないんですね〜(笑)。
上記とは別に構成が単調に思います。さらにごく短い時間に入る「海洋汚染」と「人間たちによって殺される生き物たち」のカットが
他のシーンと構成上マッチせずどうにも滑らかではありません。
ナレーションがりえさんと別の外国人男性と2人の併用にした意味も分かりません。
りえさんにもっと喋らせればいいのにさ。
やたらと綺麗だ。感動的だ。と店頭で押し売り的にPRされておりますが、蓋を開けて見れば決して絶賛出来る様な出来栄えに非ず。
心に残るようなものでさえも・・・・・実は1つもなかったというオチになると思います。残念。
新鮮味ナシ
★★☆☆☆
長い年月と巨額の費用をかけて製作された作品ですが・・・
目新しさが感じられません。
TV番組内で放映され似たような映像集ばかりで新鮮味がありませんでした。
同じお金を出すのであれば水族館へ行って観た方が感動すると思います。
ドキュメンタリー映画?
★☆☆☆☆
違いますよね。
CG・特撮を用いて意図的に改変された映像。
『ディープブルー』『アース』を見たときの感動は一切感じず
気持ち悪い思想を押し付けるだけの映像と化していて
見終わった後気分が悪くなりました。。。
ただのプロパガンダ
★☆☆☆☆
映像も、リアリティのある音も、ただ自然を映してる部分はとてもよかったと思います。
が、しかし特定の、気色の悪い宗教がかった思想を全体に散りばめ、
観たあとは下卑たプロパガンダという印象しか残りませんでした。
さらに出演者は監督とその息子らしいです。
そこまでまとめると監督の公開自慰行為、といったところでしょうか。
駄作です。