日本のタイトルがとにかく秀逸ぢゃ
★★★☆☆
原題は知りません(わかりません)が、日本語タイトルが
秀逸ですよ。「桃色画報」。いやらしさ、と、こきみいいエロス、
と、何か古きよき時代を感じさせますよね。
6つのエロスがボカシ入りで次から次へですが、あっけらかんと
明るいところが特徴。とにかく、「肉感的」「淫乱な」「巨大なヒップ」
が圧巻。いやらしい、といえば、相当いやらしい作品ですが、でも、
陰湿さはまったくといっていいほど、「ない」です。明るい。
「アリバイ」「W不倫」「いのちの洗濯」などなど。
観ていて、何かを感じるなあ〜と思ったら、そうです。フェリーニの
においを感じたのです。それは、多分、映画という媒体を通して、「夢と
自由、開放、現実逃避」を感じるのかもしれません。