リュック・ベッソンが製作し、監督はフランスの若手ルイ・レテリエと、香港のコーリー・ユン。主演はイギリスのジェイソン・ステイサムと台湾出身のスー・チー。東西の才能が文字通り、がっぷり四つに組んだアクション。内容物は一切関知しない「運び屋」を仕事にする男が、「人間の女」を荷物として任されたことから、組織の陰謀に巻き込まれていく。
ストーリーとしてはとくに新味はないものの、アジアとヨーロッパ(ハリウッドでないところがミソ)の融合が、アクション・シーンに新しさを生み出している。マーシャル・アーツの技がダンスのように振り付けられ、空中を舞う華麗な銃撃戦。そこに軽快なヒップホップ系の音楽がかぶさり、一見アンバランスながら独特の世界が現れる。ステイサムのクールな演技に対し、スー・チーも異彩を放っているが、ややヒステリックな芝居が多く、彼女の個性が生かしきれていないところが、ちょっぴり残念。(斉藤博昭)
トランスポーター第1作、ドンパチカーアクションの大傑作!!
★★★★★
3アンリミテッドの公開にあわせて、久しぶりに、この第1作を観てみましたが、
やっぱおもしろいですわ。いいぞいいぞヨーロッパ・コープ!!
全編ノンストップアクション満載で、ユーモアもあり、スカッと爽快感が心地いいんですよね。
おそらくレイダースを真似たであろう走るトラックでの格闘は、手に汗握ります。
そう言えば、魔宮の伝説に出ていた香港マフィアのせがれが、
本作では悪党父親として登場していますよ。
しかしジェイソン・ステイサムは、ガンアクションとカーアクションが最高に似合う役者です。
この手のドンパチカーアクションは、今やステイサムにお任せって感じですね。
第2作ではエンターテイメント性を広げるためお子ちゃまを登場させていますが、
第1作では、ヨーロッパ・コープ得意のお色気女優を採用。
スー・チーは見事に決まっていました。
またレギュラーとなるタルコーニ警部のほんわかした存在感がいいんですよね。
90分という枠におさめるため最後はあっけなく終わりますが、
シリーズ物として成功していると思います。
このシリーズ、最高ですネ!!
本業の運び屋の部分をもっともっと見たかった
★★★★★
好みの問題なんだろうけど,これは好きな映画。
できれば,本業の運び屋の部分をもっともっと見たかった。
どちらかと言うと嫌いな作品
★★☆☆☆
どこかで観たようなオーソドックスなストーリー展開とキャスティング。
派手なアクションシーンが多いが、ちょっと現実離れしたシーンに時々テンシ
ョンを下げられてしまう。
結局はその場限りでドタバタしているだけで、伏線を巡らせた緻密な構成は無
い。
それでも続編が作られているのは、ジェイソンステイサムの魅力によるものだ
ろうか?彼のファンがプロモーションビデオを観る気持ちで鑑賞するならば、満
足いくかもしれない。
スーチーのかわいらしさが最高
★★★★☆
スタイリッシュな映像がここちいい。なみなみならぬ力量を感じる。アメリカ人には絶対つくれない映画ではないだろうか。
理屈をこねてみる映画ではないだろう。
ステイサムはとても魅力的。
スーチーのかわいらしさが最高。
僕はスーチーみるために買いました。
リュック・ベッソンの持つ『サムシング』に誰も勝てない
★★★★★
映画は2002年10月11日リリース。リュック・ベッソン・『チーム』が『TAXi』でのお笑いの要素を全部除去して取り組み、ここではBMV735を操る『フランク』こと、ジェイソン・ステイサムがめちゃくちゃクールでカッコイイ。
ジェイソン・ステイサムは、水泳の飛込競技の元選手で、イギリス代表チームに所属し、オリンピックにも出場していたらしい。対する『ルイ』を演じるスー・チーは元々はセクシーアイドルだが、言葉の障害をものともしない個性豊かな表現力で素晴らしい演技を見せる。つまり、リュック・ベッソンという稀代の料理人が本当に力のある素材を選び抜いて、自らのカー・チームのスパイスを利かせて作った作品、と言える。
つまりここにないのは有名だが実力のない俳優とハリウッドだ。そしてこのリュック・ベッソンの持つ『サムシング』こそ、映画好きを惹き付けて放さないモノだと気がつく。結論。ハリウッドはこの映画をよくよく研究し、ブランド名ばかりで実のない映画を作り続けていないか、を自問すべきだ。
1.契約厳守・・・・・看板だけの映画など観たくない
2.名前は聞かない・・・・ギャラだけ高いダイコンはいらぬ
3.依頼品を開けない・・・・つまらないようなら開けないさ