ダイハードシリーズは全て観ましたが、やはり最初のダイハードが一番面白い。オリジナルがヒットすると、二作目、三作目と駄作が多いの格言通りとなっていると思います。007シリーズも同様で、二作目の｢ロシアより愛をこめて」を頂点としてどんどん奇想天外になってきているのでアクションものの難しさなのでしょう。ブルースウイルス演じる警察官が普通の人間で、次々襲う危機に必死に立ち向かう姿は共感ができると思います。
このダイハードは数あるアクション映画の中でベスト5に入る作品と言うのが私の感想です。アクション好きの方には絶対推薦できる一作と思います。

この映画の衝撃ははじめて見たときから今なお続いている。
私は、アクション映画をダイハード以前とダイハード以後に分けて考えている。
それだけすごい作品である。
子どもがダイハード3を見て、最初のダイハードはもっとすごいと話して聞かせると、
どうしても見たいというので購入。
衝撃は子どもにも十分伝わったようで、
子どもいわく、「最近の映画はCGばっかりでつまらない」とのたまった。

バブル絶頂期の日本人に対するアメリカ人の見方も垣間見えるところも一興。
殺される日本人、犯人はドイツ人、白人と黒人の友情。
まだ第二次大戦をひきずっているんだなぁ。

この頃に作られた映画って面白いものが多いと思います。

ブルームーンを経てこの映画でハリウッドスターになったブルースウイリスのダイハード１作目ですがテレビで何回も放映されている割に買ってしまっています。シリーズの中で何度もみているとこれが一番面白いかもしれません。

原作とはかなり違います。原作はおじいちゃんですし娘を救う為に戦う話でした。

ですが映画は嫌味ではない話の展開と派手さ、謎解きの妙にエンディングもハッピーエンドになっていて後味もいいのが魅力だと思います。

この当時は日本がイケイケで世界中を席捲していたんですよね。感慨深いものがあります。

公開当時宮崎駿の未来少年コナンの影響をうんぬんする意見が一部にありましたね。確かにマクレーンのコスチュームはコナンに良く似てるし舞台となるハイテク高層ビルは三角塔に見えなくもないしアランリックマン演ずる冷酷非情なテロリストのリーダーはレプカに見えなくもないしコンピュータを駆使しビルの機能を操るテロリストメンバーは三角塔のシステムを預かる老人たちに見えなくもないしマクレーンの唯一の味方の食欲旺盛なメタボの黒人警官はジムシーに見えなくもない。もちろん真偽の程は定かじゃないけど映画が映像の記憶装置である事を考えるとあながち間違いでも無い様に思えて来る。原作を映像化する段階で参考にしたと考えても不思議ではない。もちろんどちらも時代を超えて傑作であることには変わりがない。

　個人的に、アクション映画は「アクション」を見せるためのものであり

　そこにコミカルな要素やおしゃべりが入ると、アクションの迫力が薄れ

　つまらない映画になりがちであると思っています。

　しかし、この映画はコミカルな要素やおしゃべりがアクションの妨げにならず

　面白みを増す要素として機能している素晴らしい作品です。

　派手なアクションシーンだけではなく、主人公と敵の行動

　セリフにも注目してご覧になると、新たなるおもしろさを

　見つけられると思います。