1ではホラー色が強かったが、2では全編アクションの特盛り!
さすがというかなんというかジャームズキャメロン、あんたスゴイ。
SFアクション好きにはたまらん魅せ場のオンパレードだぃね。
ゴキブリのごとく這い出てくるエイリアンウォーリアしかり、ラストのパワーローダーVSクィーンエイリアンの闘いしかり。
この映画の素晴らしい所は、俳優陣の豪華さ(マイケルビーン、ランスヘンリクセンなんかハマり役!)はさる事ながら、様々なデザインセンスなんじゃないかと思う。
海兵隊の戦闘服やパルスライフル、戦闘機に装甲車などのデザインは今見ても、まったく時代の流れを感じずすんなり見れてなおかつ「カッコイイ!」って思えちゃう。
実際、オレもおもちゃ持ってるしね!マジカッコええわ。
そして2004年秋、ついに映画「エイリアンVSプレデター」が実現!!!!!
感動で涙でるよマジで!(大泣き)。コナミからはエイリアンのフィギュアのパート2(エイリアン2がメイン、戦闘機や装甲車、クィーンもあるらしい!)が発売するみたいだし、2004年はエイリアンが熱い!
軌道上から核攻撃を狙うが、なんとエイリアンは連絡艇まで乗り込み、乗組員を皆殺しにしてしまった。
軌道上の宇宙船に戻るすべを失い、医務室に追い込まれた海兵隊とリプリー。
そこに無数のエイリアンが押し寄せてくる。
ここでの戦闘シーンも秀逸。
命をかけて戦ったゴーマン中尉とヴァスケスの自殺シーンは、互いにいがみあっていたものが死を直前に迎えて心を顊わせた1瞬をよくとらえている名場面。
結局3人だけが生き残り宇宙船に帰るが、そこには連絡艇にしがみついていたエイリアンの女王がいた!
リプリーとエイリアンの女王との最後の死闘が始まる。
最初からラストまで息を抜かせないシーンの連続で、さすがジェームズ・キャメロン監督と脱帽します。
何回見ても飽きがこないSFアクション名作です。
典型的な人が順番に殺されていって最後に一人だけ残るという
退屈なものでした。で、2を観たんですが、これは
全く違っていました。今観ても全く遜色ない強烈な
完成度のエンターテイメント。やはりキャメロンは
他のハリウッド監督とどこか違います。サービス精神が
半端じゃないというか。1のように単に仲間が順番に
死んでいくのではなく、最後は戦争物にして1とは
違う路線で話を盛り上げ、そこで一気に人数を減らして
話の焦点を絞り込み、それで一人ずつ死んでいくのかと
思ったら意外に色んな人間臭いドラマが盛り込まれていて
それでアクションのネタが色んなベクトルにうまく振ってあるので
観ていて飽きないしキャラクターのディテールが深い。
ラストもこれでもかというくらいサービス精神旺盛に
話を盛り上げています。普通は星が爆破したところで
終わらせますからね。デザインも今観ても全然チープ
じゃないですね。とにかくこの人にエンターテイメントを
撮らせたら右に出るものはいないなと思いました。
1の10倍くらいの出来の作品に仕上がっています。