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ゴッドファーザー PartII <デジタル・リストア版> [DVD]

価格: ¥2,625
カテゴリ: DVD
ブランド: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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個人主義の二代目ドンには、守るべきものが多すぎた ★★★★★
『ゴッドファーザー』は外部との関係でファミリーが危機にさらされる前作、ファミリー内部から崩壊していく本作と見ごたえタップリです。
本作での人間洞察は素晴らしく、「弱者」の兄フレドの人間評価をキリスト教にまじえて追求する点(『ゴッドファーザー』の十字架を掴むマークやフレドの祈り等で象徴)など、秀逸の名作。
本作でのファミリーの内部崩壊の悲劇の責任を一身に負うのは、二代目ドンのマイケル。
マイケルは一代目のドンであるビトと比べて、性格が「冷酷」だと思われがちですが、なぜそうなのか。

マイケルは性格どうこうという以前に、個人主義者。それゆえに、物事をすべて自分の頭の中で自己完結しているので他者に「冷酷」になれる。
また、自分の判断に他者の意見をいれずに即実行するので、人に誤解されやすいタイプだと感じる。
それゆえに、人に厳しく人に期待せず自分ひとりの判断で生きているのだと。
そういった個人主義者には多くの人間が関わるファミリーの長としての生き方は向いていないし、事実、苦戦。
マイケル自身、1代目のドンと自らを比較して苦悩するが、原因は力量の違いではなくマイケルの力量が活かせる生き方ができなかったことではないだろうか。

では、マイケルの力量が活かせる生き方は?

そのヒントは、強敵のハイマン・ロス。
ユダヤ人マフィアのロスは、ファミリーという守るべき人間関係が無く、妻と2人でミニマムに生きており、個人主義者のマフィアとして大成した人物。
ロスのようにミニマムな生き方ならば、マイケルの長所が目立ち、一目置かれる最強のマフィアとして人々の目には映っただろう。

ロスは、そういった意味で、ファミリーの事業上でもマイケルの人生においても「キーパーソン」。

本作では、困難を乗り越える過程で人望を得ていく1代目のビトと、困難を乗り越える過程で大切な人を失っていくマイケルとの対比は指摘されている。
そこに、さらにハイマン・ロスとの対比もいれることで、より深みのある人間洞察ドラマを感じることができるだろう。
マフィア映画の最高傑作シリーズ、パート2 ★★★★★
「ゴッドファーザー」。
それは、イタリア系のマフィア組織のメンバーによる、ドンに対する畏敬の念を込めた呼称です。
この映画は、そのマフィアのドンを描くシリーズ3部作の2作目です。

シリーズ全体としては、ドン:マイケル・コルレオーネ
(アル・パチーノがはまり役です)の一生を描いていますが
この2作目では、マイケルの父であるヴィトがシチリアからアメリカに移住し、ドンになるまでと
マイケルがドンになり、数々の罪を犯し組織を拡げながらも、家庭崩壊を招いて行く様子を描いています
(その2つの物語が説明もなく何度も切り替わるので、最初は戸惑うかもしれません)。

1作目同様、脚本が素晴らしいです。基本的にはフィクションですが
ビジネスの世界の非情さがリアルに伝わってきます。
マイケルが家族と組織のはざまで悩み、繰り出す様々な判断と行動。その非情さに戦慄を覚えます。

また、映像も素晴らしいです。全編を通じて当時の時代背景が分かるよう
陰影やアングルに趣向が凝らされており まるでドキュメンタリーを見ているかのような錯覚に陥ります。
さらに、音楽もいいです。時折流れる物悲しい音楽が
彼らの故郷であるシチリアへの郷愁を惹起させられます。

個人的に大好きなシリーズであり、その中でも一番好きな作品です。
社会派ドラマ、特に組織の非情さを観たい方におすすめします。
表情の移り変わりで見事にテーマを表現する二大俳優の演技には感服 ★★★★☆
十数年ぶりにゴッドファーザー三部作を一気に観た。

本作品「PART II」は、「PART I」でマーロン・ブランドが演じていたヴィト・コルレオーネの若かりし頃(ロバート・デ・ニーロ)がNYで名を上げていく歴史と、「PART I」の終盤以降コルレオーネ家を引き継いだマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)のその後の物語が交錯する形で展開されていく。

ヴィトの章では、ロバート・デ・ニーロが若かりしマーロン・ブランドを演ずるというのがあまりイメージできなかったのだが、物語が進むにつれ、ロバート・デ・ニーロの顔が「PART I」のヴィト・コルレーネに似ていくから驚きものだ。

マイケルの章では、組織間抗争からファミリーを守るためにマイケルが奮闘する程に家族が崩壊していき、「PART I」の終盤で身に付けた荒んだ凄みの上には憂いが塗り重ねられていく。

本作品ではアル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演して話題を呼んだ「HEAT」のように二人が「共演」することはないが、やはりこの二大俳優の表情で語る力が二本の柱となって名作を作り上げている。ゴッドファーザー三部作では、通じてこの主人公達の表情の移り変わりによりそれぞれのテーマが見事に描かれていると思う。
父子葛藤 ★★★★★
父を越えようとする息子。しかし、父の時とは時代が異なり、立場が異なり、事情が異なる。その中で苦悩し、頑張れば頑張るほど身近な人に去られてしまう孤独感。観た後に残ったのは、どうしようもないマイケルの「孤独感」でした。この作品が、単なるピカレスクもの、ギャングものと一線を画すのは、ここなのかもしれない?と思った。まだ観ていない人には、ぜひ、1、2、3と続けて観て欲しい。
『ゴッドファーザー』シリーズの中ではベスト ★★★★★
今作は前作に引き続いた物語と前作でこの世を去ったビトーの生い立ちを追った物語が交錯し展開していきます。内容は前作でドンとなったマイケルがあらゆる事業に参入し邪魔者を消し勢力を拡げて行く。一時衰えた、コルレオーネ一族もマイケルの政略により、一気にトップ・ファミリーとなり、全ファミリーから一目置かれる。しかしそれと同時にマイケルの事を疎ましく思う者も現れ命を狙う者が現れた…そして物語は遠い記憶へフラッシュバックする。ビトー・アンドリーニの哀しい記憶へ… 続きは本編でお楽しみ下さい。
ゴミ ★☆☆☆☆
ゴミ