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インダストリアルデザインが面白い―第一人者が教える“モノに命を吹き込む”極意 (KAWADE夢新書)

価格: ¥720
カテゴリ: 新書
ブランド: 河出書房新社
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読みやすい ★★★★★
インダストリアルデザインについては全く知らず、任天堂のH.Pの
開発スタッフのコメントの中でインダストリアルデザインのことを
語っていて少し興味があったので購入しました。無知な状態からでも
非常になじみ深い話ばかりでわかりやすく、楽しく読むことが出来ました。
何か電車の中で読めるいい本ないかな、とデザインにさほど興味を持って
いない方にも薦められる本だと思います。
我が国のインダストリアルデザイナーの草分け ★★★★☆
栄久庵 憲司さんは我が国のインダストリアルデザイナーの草分けです。
代表作は未だに生産されているキッコーマンの醤油注しです。あまり目立つものではありませんが、日本人だったらどこかで必ず見たことがあると思います。きっと一度は使ったこともあると思います。いいデザインというのはこういうものなのかもしれません。
また我が国では珍しいインダストリアルデザイン専門のGKデザイン研究所の中心人物でもありました。あまり表には出てきませんが、ヤマハのバイクやJALのロゴマーク等知らないところでGKデザインに触れていると思います。この匿名性というのもインダストリアルデザインの本来あるべき姿なのかもしれません。
栄久庵さんの主張は作品とは違って、独特で奇抜ですらあります。仏教的な世界観で「モノ」について語る語り口はまるでお坊さんのようです。単なるインダストリアルデザイナーの本だと思って読み始めると面食らうかもしれません。もっとも、好き嫌いはあるかもしれませんが、一読の価値はあると思います。なんたって著者は、戦後、工業立国を目指す政府の肝いりでアメリカに視察に行き、我が国のグッドデザイン運動の一翼を担って来た人ですから。
そういえば栄久庵さんはお寺の息子さんでしたね。
著者のデザイン人生が伺える ★★★★☆
日本独自のデザインへのこだわりが伺えて興味深い一冊であった。
自画自賛とも思える具体的な事例も面白い。
失敗談から得たものは、特に、共感するところが多い。
著者のデザイン人生を綴ったものであり、この本から何らかの目新しい情報が
得られたということはないが、デザインを志すもの、また、商品開発に従事

するものは、商品がどういうコンセプトで作られたかという事例を知っておく
ことには意味があると思う。