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ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」全曲 [DVD]

価格: ¥3,500
カテゴリ: DVD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
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   ヴェルディのオペラの中で、《ドン・カルロ》ほど暗く重く深い美しさをもつ作品はない。全盛期のカラヤンが心血を注いだ《ドン・カルロ》は、その方向性を極限まで推し進めている。純血風イタリア・オペラを好む人には、違和感を覚える向きもあるかもしれないが、やはり帝王カラヤンならではの美学が貫かれた、儀式のような完成度は、有無を言わさぬ説得力がある。“イタオペが苦手”という人には、こうした重い作品こそ、最高の入門となるのではないか。何よりもベルリン・フィルによる“音の壁”が、ワーグナーに匹敵する規模のこのオペラをさらに巨大なものとしている。
   演出もカラヤン。豪華で闇の部分の多い舞台は、苦悩に満ちたこのオペラにふさわしい。主役6人も歌・演技とも最高の力を出し切っている。特にエボリ公女役のバルツァの捨て身の情熱が抜群で、舞台をよく引き締めている。フィリッポ2世役のフルラネットは国王の孤独で弱い面を打ち出している。ロドリーゴ役のカプッチッリは火のように熱い。こうした演技はシラーの原作戯曲に基づいた解釈で、緻密に練られたものである。ドン・カルロ役のカレーラスは一途で純情な王子にぴったり、エリザベッタ役のダミーコも美しくけなげな感じがよく出ている。宗教裁判長役のサルミネンは充実したバスで冷酷な権力者の恐怖感をよく体現している。音はやや残響が多く、空間の広がりを感じさせる。ある程度大きなヴォリュームで、怒涛の迫力を浴びるように聴きたいディスクだ。画質は最新のものにはやや劣るが、雰囲気はよく伝わってくる。イタリア語4幕版、1986年ザルツブルク復活祭音楽祭でのライヴ収録。(林田直樹)
あくまでもコレクターズアイテム ★★☆☆☆
この映像は既にLDで見ていた。
・この役とパバロッティの声の合わなさ
・名前だけの豪華な布陣
などを覚えていたので、あくまでもこの作品を趣味で集める者の義務として購入した。その意味ではこの価格はとてもリーズナブルな価格帯にまで下がった(オリジナルプライスでは絶対に買わない)。

 どれか1つをと言われたら、究極とか最高と言うつもりは全くないが、少々高くてもソニーから出ているカラヤン盤をお奨めする。
 この作品の持つ暗さ、深さ、重さを高い水準で表現しており、悲壮な感動を得ることが出来る。(このようなものを求めているから、ムーティ盤を評価出来ないというのは当然の結果と言える)

かなり満足できます。しかも廉価でお得! ★★★★★
ムーティ、スカラ座、パバロッティ、レイミーと、
本当に豪華キャストでワクワクするできです。
デッシーは少しエリザベッタには優しい声過ぎるかも知れませんが、
十分満足のいくできです。(2006年6月のボローニャ来日公演が楽しみ!)
ゼフィレッリの演出も、光を極力押さえた舞台で、
スペインの暗い雰囲気がよく出ていると思うし、
なんせ太めのパバロッティでさえもかっこよく見えるのが
なんとも嬉しいです。
しかも今回廉価版で出てとっても安い。
買って絶対損のない逸品だと思います。