日本でいう昭和40年代の田舎の村の家族の話です。
今やクールで都会的なイメージのウォンビンですが、
彼が力をいれた作品だけあって、田舎の駄目な三男を見事に演じています。（彼のブリーフ一丁姿は印象的です）
口が悪く、悪態ばかりつくどうしようもない三男だけど、一途に年上の女性に恋する姿や、愛人にかまけてる父親を文句をいいがら支える母を思いやったりと、心あたたまります・・。
非常に長いお話ですが、飽きずに最後までみれます・・。
おすすめです！

～後半では財産と権力の争いに巻き込まれ、一家はますます泥沼に嵌ってしまい、家族にも深い亀裂が出来てしまいます。５０話という長い家族の物語ですが、次から次へと問題が起きてじれったい、とか退屈する暇がありません。また短いシリーズのドラマと違って急に何かが起こってあっという間に解決する不自然さは無く、じっくり描かれています。怒鳴りつける父～～親、夫の足にしがみつく母親、苦悩する長男、内側には優しさが秘められているのに冷たい表情の二男など脇を固める俳優さん達も熱演しています。大きな発作に襲われた後のキム会長の表情もさすがベテランだと思います。また暖かさに満ちあふれたラストもとてもいいと思います。ウォンビンはこの作品のために大学を休学してまで演技の勉強に励んだそうで、喧嘩～～っぱやい悪ガキから苦しみ、痛みがわかる大人への成長ぶりを見事に演じています。韓国には兵役があり11月29日には入隊が決まっているウォンビン、しばらく会えませんが2年後に除隊になった時に一段と人間的に幅が広がっていることと思います。～

韓国ドラマは、内容が深く、考えさせられる物が多いが、その中でもとりわけ感動的でした。三人兄弟のそれぞれの生き方も共感でき、家族への愛情も、良かったです。
三男のウォンビンは頭に血が上りやすく、無鉄砲なところがあるけれど、本当は、正義感の強い心優しい好青年でした。

ウォンビンがすばらしい魅力。ほかの登場人物もみんないいけれど、後半特に、成長して男らしさを見せる彼がとてもいい。心熱くて、優しくて、でも無鉄砲で見てられないときもあって、はらはらしながら、どきどきしながら最後まで一気に見てしまう。登場人物一人一人の想いや生き方が、見るものを惹きつける。