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20代に読みたい名作

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 文藝春秋
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20代に「読んで欲しい」名作〜著者の意図を推測すると〜 ★★★★☆
作者がなぜその本を書いたのかについての
「はじめに」や「終わりに」がこの本には無い。

なので私たちが勝手に想像するしかないのだが、
どうも「20代に読んで欲しい名作」みたいだ。

青年から壮年へと、「大人になる」20代のひとに、
作者は「名作」をとおしてメッセージを伝えようとしている。
そのメッセージとは、大人の知恵、大人としての知恵である。

50作以上の書評が収録されているが、20代かけてゆっくりと
読破したいものである。
昭和の文学も読もう! ★★★★☆
著者と同世代で、本好きの自分ですが、今までいったい何を読んでいたんだろう?と首を傾げました。それほど、ここに出てくる書を読んでいません。現代にも昭和を回想したり、舞台にして書かれた本は数ありますが、やはり、リアルタイムに「昭和」を生きた作家の本は読んでおくべきだったなぁ〜、と思いました。林氏の解説も良いので、なおさらそう思えたのだと思います。
「今の私にトルストイやドフトエフスキーの長編を読めといっても無理だと思う」との一文に、はっとさせられました。若いからこそ読めたものも確かにあったのでしょう。今からでは無理な長編も多々あるとは思うけれど、すこしづづ、すこしづづ、挑戦してみましょう。
「若者よ!本を読もう!」
20代でなくても・・・ ★★★★★
20代でなくても、ここにあげられている作品は読んでほしいですね。
真理子さん独特の鋭い指摘をしながらも、読んでみたいという気にさせ
てくれます。
それにこれ一冊読破しただけでも、ここにあげられている作品を読んだ
ような気にもしてくれる。
読書好きにはたまらない一冊ですね。
思わず書店に駆けて行きたくなるっ! ★★★★☆
林真理子さんの深い書評に、私は林真理子さんの意外な一面を見たように思いました。
なかでも感動したのが『斜陽』にまつわる、特別なエピソード。林さんのお母さんは、戦争が終わっても戦地から戻らぬ夫を待ち続け、待ち続け、そして6年後に突然無事に夫が戻ってくる。そうして40歳前後の母親がひとりの女の子を産み、それが林さんというわけだ。

両親だって戦後に生まれた私には、『斜陽』には、ぜんぜん違う読み方があるんだと気付かされ、感慨深かった。
また、林さんが近代中国に関心があることも『流転の王妃』から知る事ができて、今まで遠くに感じられた林さんとの距離が縮まったと思った。

重なる! ★★★★☆
自分が読んでた本がかなりあり、うんうん、と唸れる評あり、新しい視点を見つけたり。いわゆる名作ばっかりの書棚の披瀝とはちょっとちがう。堅柔とりまぜた本の選択がとてもいい。大好きな小池真理子さんやコーンウェルをはじめ彼女の好きな女流作家への褒め言葉には本への愛情を感じられます。林さんの文はシンプルなのに、深い洞察力はさすが!!すぐにも書店に走りたくなる本です。20代でなくても(笑)読みたくなりました。