父が亡くなった時
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私の父は私が中学三年のころに病にかかりました。母には治らない病気だとだけ聞かされ、私からは何も聞きませんでした。
私には物心ついたころから寝たきりの祖父がいたので、なんとなく父もこれからずっと病気とつきあっていくんだなと思ったんです。
でも実際は5年生きられないと医者から言われていたそうです。
その事を聞いたのは父が亡くなってからでした。
母はこんな会話があったと教えてくれました。「子供ん達、ずいぶんのんびりしとるけど俺が死ぬこと知っとるのか?」「知らんよ」
父は私が成人する前に亡くなりました。死に際、家族で父の手を握りながら皆で泣いていました。肺を患っていた父は酸素マスクをしていて、それをはずそうとしていました。何か伝えたかったのかもしれません。ですが私達はそれを遮りました。呼吸ができない父がマスクを外せばすぐに死んでしまうからです。
父の声を聞きたい。でも少しでも長く生きてほしい。
このDVDを見るとあの時聞けなかった父の気持ちはこの親象のような気持ちだったのかなぁと思ったりしました。
でも実際の父の気持ちは分かりません。ですがこうして父の事を思い返すのは意味があることだと思います。
やはり時が経つとそういった思いも少しづつうすれていきます。
ですがこのDVDを見て、父の事を思う機会を与えられ感謝しています。
今、大切な家族と過ごせる幸せに
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今、大切な家族と過ごせる幸せに心から感謝したくなるDVDです
こんなに泣けるDVDは初めてです
かけがえのない家族、生きる事の意味を改めて感じさせられ、だからこそ、1日・一秒を大切に生きようと誓わずにいられません。
6歳・4歳の娘達も、私と一緒に声をあげて号泣しました。是非、多くの方に見て頂きたいです。
心洗われます。
泣いた!泣いた!
★★★★☆
優しい歌声の中に秘められた、悲しい結末!
アニメーションのタッチと歌声の優しさが、とっても合っています。
奥さんも、子ども達も、珍しくおお泣きしてくれました。
父親のありがたさを家族に伝えたい人におススメ。
収録時間7分の感動
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何かの雑誌で紹介されていたのを、頭の片隅で憶えていたのでしょう。
お店で見かけた時に、このDVDを手に取りました。
収録時間7分で、2000円。
正直、高いかなとも思いました。
ただ、それでも気になったので、DVD片手にレジへ進みました。
・・・
DVDを見て、7分後。
涙でディスプレイが滲んで見えました。
突然、死を宣告されたお父さん。
そのお父さんが亡くなる前。
そして、亡くなった後を。
優しい絵と、美しい歌声で語りかけてくれました。
僕は結婚もしてませんし、ましてや父親にもなったことも無い。
けど、もし自分が父親になったら。
家族を持ったとしたら。
僕はこの作品のお父さんのように、愛する者のために最後の時を過ごしたいと思うと思います。
そして、残された側はきっと亡くなった人のことを思い。
悲しむけれど。
けど、それでも前に進んでいかなければならない。
僕はこの作品を見て、そんな当たり前のことに気付かされ、涙が流れて止まりませんでした。
仕事や日々の雑務に追われて、本当に大切なモノを見失ってるような気がします。
だって、最後の瞬間こそ自分の居場所を、残していく人たちに会いたいじゃないですか。
この作品に出会えて、本当に良かったです。
個人的に一番印象的だったのは、死を告げられた翌日。
仕事を断って、家に帰ってきたシーン。
大切なモノを気付かされた気がします。
愛する方を失ったすべての人へ。
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あまりにも素晴らしいアニメで涙が止まりません。去年の夏、父が他界したのですが重なってしまい、初めは画面がきちんと観られなかったです。回を重ねるごとに心地よい涙がぽっかりとあいた心の穴を優しさと癒しで満たしてくれているようです。特に第2部の男の子がいじらしいです。