スヌーピーのこの頃のアニメは
わかりやすく例えると、子供版「男はつらいよ」
だと思います。

とにかく、チャーリーが失恋その他で
失敗を繰り返し、弱気になりながらも、
また気を取り直して生きていく、という
ドライさは寅さんの数倍ですが、
ほんのり元気を回復させてくれる
お話ばかりです。

安易な奇跡も、とってつけた友情でも、
チャーリーは救われません。
こんなアニメを、幼児期に観ておくことは
とても意味のあることだと
思うのです。

セットでこの値段、ぜひともお買い下さい！！

カートゥーンネットワークでちらっとアニメを観て、ちゃんと観てみたくて注文しました。
全員ではないですがキャラクターはある程度知っていましたが、それぞれの性格やストーリーなどは
知らなかったので、このDVDで初めて「この子はこういう子だったのね」とわかりました。
スヌーピーが、ただ屋根の上で寝てるだけの癒されキャラだけじゃないこと、
ライナスが内気でおとなしい子ではないこと、チャーリー・ブラウンとサリー、
ルーシーとライナスが兄弟であることなど初めて知りました。

どのお話も大人が観てもおもしろく、というより、大人が観てこそおもしろいと思います。
1960年代のアニメなので演出や技術の派手さはないですが、地味だとは全然思いません。
私は英語音声＆日本語字幕で観ていますが、子供の声になごみます。
音楽もすばらしくて、買ってよかったと本当に思います。

小さい頃、スヌーピーを見ていたのを思い出し購入しました。
ストーリーを改めて見て、とても懐かしく思いました。チャーリーのマイナス思考なのに変に行動力がある所とか最高ですね。
見ていてとても和みます。
ただ、私的に非常に残念なのが、日本語の声優ですね。
私が見ていた時代は坂本千夏さんや横沢啓子さんなどの声優でした。
また聞けると期待していたのですが…子供の棒読み…なかにはハスキーボイスすぎて聞き取れない事も…

見るなら英語で見た方がいいかもです。

ライナス＆ルーシなどPEANUTSの音楽が大好きでCDは片っ端から購入してきましたが、作曲者のヴィンス・ガラルディについてはどのような人物か知りませんでした。wikipadia日本語版にも記載が無い人物です。
本ＤＶＤでは特典としてヴィンス・ガラルディに曲が依頼された経緯や縁の方々のインタビューが収録されています。残念ながら演奏の映像はありませんが、名曲をバックにヴィンズの人生が語られています。
PEANUTSの曲が好きな方は必見です！

吹き替えが谷啓バージョンであれば満点でした…
60年代にこのクオリティ、シニカルな空気感は秀逸！　音楽もシャレていてとても幸せな気分になります。11才の息子もぐいぐい引き込まれてました。
box完全コレクションが欲しい…