男はつらいよシリーズの節目の1作
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最多出演マドンナ「リリー」との最初の出会いは、この第11作目「忘れな草」であった。男はつらいよシリーズでも節目になる1作だと思います。
この頃の寅さんは、堅気になろうと少し迷っていたのではないかと感じている。本作でも北海道の牧場で働いてみたり、リリーにまともな暮らしをさせようと、さくらに部屋を用意するように言ったりしている。映画での役柄もまだ30代前半ではなかろうか。
男はつらいよシリーズは晩年の堂々とした虎さんも好きだが、前半の迷いながらもフウテン稼業を営む姿も大好きだ。
リリーとの物語の始まりです
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さっぱり売れないじゃないか〜から始まる寅さんとリリーの永い恋愛の始まりですね。CD版「リリーからの手紙」でリリーが打ち明けているように寅さんとその一族の愛情の深さにリリーがやきもちを妬いてけんか別れしてしまう場面は哀れになってしまいましたね、リリーが。
未だ見た事のない人は是非見てください。純粋におもしろいですよ。本当に。
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寅さんこそ日本映画に置いて名作だと思います。
寅さんはわがままで怒りっぽい面が玉に疵だけど(笑)、セリフの一言一言がいいです。 また、寅さんの身内である妹とさくらとおばちゃんとおじちゃんの寅屋の皆さんも寅さんに負けじといいです。
最近いい映画がないな〜、と思っている人は是非この寅さんを見てください。
笑いと涙と人情にあふれた作品です。