見方によって評価は違うが・・・
★☆☆☆☆
スパロボ路線の「ギャグ」と見れば、これほど面白いアニメは無いだろう
しかし、マジンガーというスパロボの王道をリメイクしたと言うならば、こんなにも馬鹿げたアニメは無かった
『これが俺たちのスーパーロボットだ』と銘打つのであるならば、ロボットと主人公が活躍する熱いストーリーが必要だし、ある程度のリアリティ、SF考証も必要ではないか
このアニメが失敗したのは、今までのマジンガーをぶち壊す〔だけ〕の、ハチャメチャなストーリー。これの拙さに尽きると思う
世紀の駄作最終巻
★☆☆☆☆
あの最終回に代表される世紀の駄作真マジンガーの最終巻です。
どう考えても、1万以上も払ってこの駄作のBOXを買う価値が
あるとは思えません。メーカー側はあの手この手でこの作品の
くだらなさをごまかそうとしていますが、この作品をまだ見ていない人たちは
だまされないでください。
DVD単体の売上げがかろうじて4桁に届いている惨状がこの作品の評価を端的に表しています。
そして戦いは大団円(第一巻)へと続く・・・
★★★☆☆
結論を言いますと、私はこの作品、面白かったです。
個人的に☆5をつけたかったのですが・・・やはり問題はあると思います。
問題点は
・実は事件の実態はこうだった!!というパターンがあまりにも多すぎる
・事件の真相がつばささん(甲児くんの母)に集中しすぎた
・脇の皆さんが魅力的で甲児くんとマジンガーが目立たない
・弓親子が目立たない〜(涙
特に事件の真相は実はこうだった!!が多すぎるのは大問題。
後から真相を教えられてもしらけるばかり。
最後のあしゅら男爵誕生の真相と甲児くんとの邂逅も解説ばっかりじゃつまらない!!
二人のファンの自分もしらけちゃいました。
とは言え、最終回の大どんでん返しの迫力はすさまじく、
思い出すだけでも震えがくるほど感動です。
特にあしゅら男爵の運命と哀しみの末に取った決断は涙がでるほど感動しました。
もしかしたら、このお話は甲児くんが大人から離れてヒーローになるお話だったかな?
最終回、視聴後、守護神と第一話を見て余韻に浸っております。
裏切り者の名を受けて、総てを捨てて戦う者達の挽歌
★★★★☆
本作を何度か見返し、東映版にも触れ、時間も取れたので発売前のレビューを書き直しました。
〜2010年4月16日修正〜
BD-BOX最終巻の本作。完全版として追加修正されたシーンなど盛り沢山でした。
個人的には最終話、あの100連発がうまい具合に修正され、TV版を凌ぐ大迫力になったのには感動しました。
ちょっとした1シーンにとても重要な事を描いていたりしているので、追加部分は意外と見逃せない物が多いです。オモライくんなんてのがあったのか…。
総じてハイテンション。といっても、批判の種となってる激しいアクションシーンではなく、登場人物の壮絶な生き様と結末、時系列をあえて前後させる事で先の展開を掴ませない物語の組み立てによるものです。
(批判の種は、その物語に主人公や主役ロボットがあまり絡まなかった事にも向けられているのですが)
行き先不明のジェットコースターにカメオ出演で他キャラが入り乱れで乗り込むといったものでしたが、もう少し見る側に易しければ、こんなにも五月蝿くなじられる事もなかったのかなと感じました。
最終話に向けてどんでん返しの超展開が続きます。ないないwと引いたり、ありえねぇと盛り上がったり、そして最後の最期の超裏切り。
まさに、裏切り者の名を受けて、総てを捨てて戦うモノが勝利する物語だった訳です。
兜甲児とマジンガーZがもうちょっとストーリーに絡んでくれる事と、
贅沢を言えば作画崩れがもっと少なければ、個人的には★五つ。
あの凄まじい最終話と、アクの強いキャラクター達の生き様に★4つです。
BDのみならず、DVDや再放送などでも、この作品に触れてくれる方が増えれば幸いです。