そのうち最終話を除くすべては、ほぼ同時進行で進んでいる。ただ、それぞれの主人公は、直接は描かれない「ある事件」の前を通り過ぎていった人たちだ。 彼らが関わってしまった「ある事件」は、それぞれの物語を続けて見ていくとだんだん見えてくる。ぜひともその快感を味わって欲しい。できれば全巻そろえて。
ちなみにこの巻でのお勧めは、前半収録の第三話。