面白い
★★★★☆
「デジモンアドベンチャー02」の映画版。今度は現実世界(お台場)が舞台です。
初代と02のキャラクター達が全員集合するというのが個人的に非常に好きです。つまり最初の全員が話し合う場面から盛り上がるワケなんですが、合宿に行っている空や入学手続きをしている丈、海外にいるミミが途中で駆け付けるのも「やっぱり仲間なんだなぁ」と思わされます。
現実世界を舞台にするのでなかなかのリアリティがあって面白いんですが、やはり前作の映画(ここでは「ウォーゲーム!」の事)があまりにも良く出来過ぎていた為、多少見劣りがしてしまいます。
ディアボロモンが復活して更に凶悪なアーマゲモンに進化し、お台場を危機に陥れる・・・・・という設定はいいと思いますが、前作を好きな者としては、最強であったハズのオメガモンがボコボコにされて「太一とヤマト(昔の選ばれし子供達)は役に立たない」と言わんばかりの展開が気に入りませんでした。まあ、「前作の選ばれし子供達がほとんど戦力にならない」というのは02のアニメの頃からそうだったので、仕方ないのかも知れませんが、やっぱり「うーん・・・・・?」と思ってしまいます。
02で生まれた「空とヤマトが付き合う」という謎の設定を映画にまで持ち込まないで欲しかった。いきなり二人のツーショットが出てきた時は「・・・・・は?」と思ってしまいました。別にアレはヤマト個人の写真で良かったんじゃないでしょうか。三年前にディアボロモンを直接倒したのは太一とヤマトなので、ディアボロモンの中に空の記憶は入ってないと思うんですが・・・・・あえて「二人は付き合っている」という事を強調する必要は全くないでしょう。
前作と違い、ラストの敵を倒す場面で「ご都合主義」が働いてしまったのが非常に勿体ないと思いました。インペリアルドラモンとオメガモンが合体した、というのはいいんですが、それは「奇跡的に」起こった事であって選ばれし子供達の力を駆使して勝利したワケではありません。合体して敵を追い詰めた後、子供達が自分達の力で敵を倒す・・・・・という展開だったらかなり違ったと思います。
ちょっとツメが甘い、という印象を受けましたが、普通に楽しめる作品です。特に02が好きな人は、かなり面白いと感じるのではないでしょうか。「デジモンアドベンチャー」「デジモンアドベンチャー02」のキャラクター達が出演する最後の作品なので、見て損はないと思います。
思い入れがあれば…
★★★★☆
前作『ぼくらのウォーゲーム!』を好きな人はおそらく気に入ると思います。
絵も上手いし面白いんですが、星4つです。
なぜなら、前作の使い回しのシーンが多い!
そして、最後の決着が少しあっけない!これはもったいないと思います!
でも、これは僕個人の意見なので、思い入れがあればこの作品は十分楽しめます。
思い入れがなくても、平均以上は楽しめるでしょう!
ある意味で黒歴史
★★★★★
02という作品のおかげでデジモンが大人気になった事は間違いないですが
無印(1st)から見ているファンにとっては嫌な作品でもあります
「空がヤマトと付き合っている。」
これには小学生の僕もショックのあまり、女性を信じられなくなりましたw
プロデューサーの関さんは「彼らは結婚もします」と言っていました。
僕がアニメ史上初めてヒロインを嫌いになった瞬間です。w
やはり面白い
★★★★★
最初のデジモンアドベンチャーのから見てきました。そしてデジモンアドベンチャーから02へ続いたキャラクターのこれが最後の作品です。デジモンを02まで見た人は絶対に買うべきです。最高の作品だと思います。
「燃え」の伝承
★★★★☆
作品の出来としては、やはり素晴らしい
そこらへんの邦画なんかよりはぜんぜん面白い
が、やはり前作(無印)の出来と比べると少し見劣りしてしまうか
象徴となる音楽の不在、人物描写の濃さでは、やはり一歩遅れてしまう
ですが、名作だと言うことは間違いないです。素晴らしい作品です
しかし、無印を愛するものとしては、最強と信じていたオメガモンが
手も足も出ず、ボロボロにされていくのを見るのはとても悲しかったです。胸が痛みました
もちろん、その後のさらなる合体で大いに燃えましたけど
いろいろと酷評されている02ですが、デジモンにあるべき「燃え」は
しっかりと受け継がれていました