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A History of the Jews

価格: ¥1,822
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Harper Perennial
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知の巨人・ポール・ジョンソン ★★★★★
現代史に続いてユダヤ人の歴史を読んだ。ユダヤ4000年の歴史はキリスト教西洋文化の父である。神話とキリスト教の理解抜きに西欧文化の理解が出来ぬと同様、ユダヤ人の歴史についての知識は必須である。また、なぜアンティ・セミティズム(反ユダヤ主義)やホロコーストが歴史的に連綿と続くのかという疑問にも、多方面から階層的に解説している。聖書や死海文書
に書かれていることは大部分事実だということも読めば解る。絵空事、象徴だという中学生のような認識が流布されるのを見るのは残念である。ホメロスもノアの箱舟も事実だったではないか。渾身の力をもって書き抜いた名著である。
思考力を停止して読まなければならない本 ★★☆☆☆
残念ながらこの本を読み続ける忍耐力は私にはなかった。

情報量は多い。著者の結論も明確である。
しかし、情報から結論が導かれる理由はなにも書かれていないに等しい。その間にいかに大きな齟齬があろうとも。
情報検索と西洋人の思いこみを知るための参照本というべきか。
レビューのレビューかも ★★★☆☆
著者のポール・ジョンソンはユダヤ人でもなければアメリカ人でもない。彼はイギリス人であって、プロテスタント主流の英国にあって、カトリック教徒である。聖書を文学と見る人間が多いからと言って、それを定説と決めつけるのはいかがなものか。聖書を疑う人間は2000年前にも珍しくなかったし、かとおもえば、現在のエリザベス女王のチャプレンとして30年以上も奉仕したジョン・ストット博士は、聖書をフィクションではなく史実の書として扱っている。英国ではオックスフォード大学で分子生物学を専門とするような学者の中にも同様の聖書観をもつ人が珍しくない。米国のブッシュなどを支持するクリスチャンたちが本当に聖書を信じているのかどうかは知らないが。
注意して読もう ★★☆☆☆
近世以降については良く調べまとまっておりかなり勉強になった。しかし古代についてはいただけない。ユダヤ人の影響の強いアメリカではありがちな傾向だが、聖書をそのままほぼ史実に沿っているとの前提で考えているが,現在(2002年時点)では一種の文学と考えるのがはぼ定説である。(この辺は The British Museum Pressから出ているCanaanitesでも議論されている。)アバラハムを実在の人物と断定して議論を進めているのはいかがな物か?
体系的で奥が深い ★★★★☆
ポール・ジョンソンばりの~人の歴史モノ第2弾。客観的かつ包括的な内容は他のユダヤ人モノを超越している。但し、この本をユダヤ人ものの基本知識無しで読むとほとんど分からないだろう。

私の場合はユダヤ関連の本を100冊以上読んで、イスラエルにまで足を運んだ程のオタクであるが、この本はその手のヤカラに示唆を与える内容の深さがあります。ポール・ジョンソンは文体は平易でも入門書は書かないようだ。