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ユダヤ人 (講談社現代新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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ユダヤ人って ★★★★☆
Jewish food bankでボランティアしたり、イスラエルに関する授業を取ったり、ユダヤジンをさげずむ声を聞いたりと、アメリカに来て何かとユダヤ人に関わることが多い。
いままで、うさんくさくて宗教的でなんかつまんなそうなイメージがあって、興味なかったユダヤ人。聖書とか、キリスト教とか。この際勉強する事にした。
古い本だけに、ソ連や西ドイツがでてきたりする。筆者はイスラエルのヘブライ大学に留学した経験があり、じかに見たユダヤ人像を楽しく、語ってる。

世界中のあちこちに追いやられ、迫害された。それでも宗教でアイデンティティーを保ちユダヤ人であろうとした。地域の言語をユダヤ風に変えて話したり、一方で完璧に同化したり、させられたりした。有名なユダヤ人金持ちな話、学者が多い話なども載ってた。移民ってすさまじく大変だなと思った。その緊張感がユダヤ人から、優秀な人材を生み出したらしい。

日本が将来、移民を受け入れたらどうなるか、漠然と違う方向へ興味がいった。
「ユダヤ人とは?」の入門書 ★★★★★
 ヨーロッパ各国の歴史書を読み漁っていると必ず登場する‘ユダヤ人’の文字。「一体ユダヤ人とはどのような民族なのだろう」と言う疑問からこの本を手に取った。
この本は、ユダヤ人の歴史、儀式、生活に加え、イスラエルに居住経験のある筆者の実際の経験も交えて書かれており、聖書に関する知識がない人にも抵抗なく読み進められる一冊だと思う。また、筆者の立場は中立的で、客観的な視点から書かれているため、宗教肯定・否定の偏りがない点も、読み進む速度を落とさずにすんだ要因の一つであった。
ユダヤ民族の本質に迫る良書 ★★★★★
 筆者はエピローグで『ユダヤ民族は今後もかつての「祖国なき民」のイメージ通り、悲劇の主人公として生き続けるのか、それとも新しい国家の誕生を機に新しいユダヤ人像を生み出してゆくのか』と、期待と不安を込めて言及しているが、決して彼らの安息の日々は未だにやって来ていない。パレスチナとの諸問題を包括的に解決するため、イスラエルの入植地撤退が一応の完了をしたが、未だ双方の人々の内にはフラストレーションが鬱積されている。約束の地・カナンのユダヤ人は何時安息の日々を手に入れられるのか。

 本書はユダヤ民族の歩んで来た、古代からの歴史を体系的に読み解く。通読すれば、先述した時事的なユダヤ問題等を読み解くことが可能な必読の一著だ。ユダヤ民族が優秀な人材を輩出し続ける所以や蔑視の対象にされる理由が、多角的に分析されている点も必読たる訳の一つである。30刷以上も発行されるのが十二分に頷ける良書だ。

歴史の顔の表と裏 ★★★★☆
私の立場から見たユダヤ人の感想を述べると、確かに虐殺や迫害は許されるものではないがもちろんユダヤ人の側にもそれを導く何かが全くないわけではない。そして今後、歴史としてのこれまでの事実をいい意味で引きずることなく今後の世界の未来に生かせていければと思う。もちろんそんなことを言うのは簡単で、当事者にそんな理論が通用しないのはわかるが、これから間違いなく言えることは第二のユダヤ人を作らないことである。究極のグローバル化を目指すなら、「ユダヤ人がかわいそうだから保護しよう」ではなく世界の平等さでユダヤ人をユダヤ人でなくすることが一番必要なのだろうと感じた。安易な同情が平和を呼ぶとは限らない。
教養としての「ユダヤ人」を知る必須アイテム ★★★★★
イスラエルへの留学経験のある著者の経験を踏まえて日本人なら誰しも素朴に抱く「ユダヤ人って何者?」という疑問に易しく答えてくれます。

欧米社会がイスラエル問題に常にイスラエル側に対して弱腰なのはなぜ?。金融業界にユダヤ系巨大資本が存在するのはどうして?。そんな疑問を持った事のある方にはお薦めです。意外な人がユダヤ系と呼ばれる人だったと驚きました。また彼らがどのような紆余曲折を経て発見・発明・思想の確立をするにいたるのかを知る今までとは違った角度からアプローチするヒントを提供してくれるでしょう。この本を読んだ後「ユダヤ人」なんて自分にはまったく関係ないって考え方が少し変わるかも。