舞と佐祐理と昼飯を食べ、栞と学校で出会う。そして毎晩、舞と会話し、美汐が真実を解く。たくさんの女の子との日常が、複雑に織り成されていく。原作のPCゲームで言うところの、複数の女の子のルート(物語)を構成することで、アニメ版では「群集劇」の味わいを出している。いよいよヒロインの真琴の正体に迫る、第7話から第9話を収録。ケンカして、ものみの丘へ出て行った真琴を追うことで、主人公の祐一と真琴は一気にその距離を近づけていく。そして、祐一は子どものころの真琴の記憶を思い出していく。真琴を避けようとする、学校の生徒たち。いったい真琴の正体とは何なのだろうか。それぞれの自分の中の記憶と現実のギャップが祐一と真琴を戸惑わせる。そして、ふたりの距離を埋めるかのように、白い雪が降り積もるのだった…。つかの間の奇跡が描かれる、必見のDVD3巻。(志田英邦)
いよいよ真琴編に突入
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ヒロインの1人、真琴が中心になる3巻で、7、8、9話が収められている。
7、8話ではまだ他のヒロインも視聴者に忘れられない程度に登場し、
中庭で、屋上前で、夕方の街中で、夜の学校で、といった具合に祐一は急がしそうである。
真琴シナリオは、あゆシナリオと並んで原作では非常に評価の高い話である。
個人的にはKanonの話の中核であるあゆシナリオの方が好きだが、
8〜10話あたりは間違いなく1つの山場であり、見逃せないところだ。
クライマックスは「10話:…鎮魂歌〜requiem〜」という意味深な予告とともに次巻へ持ち越しとなるので、
ピンポイントで真琴編を購入しようと思っている人はこの点に注意が必要。
コメンタリーでは真琴シナリオの原作を担当した麻枝氏が1人で喋っている。
制作時の話など、興味深いことをいろいろ語ってくれているのでこちらもお勧めだ。
なんでも自分のシナリオで泣いたらしい…。
Kanonに特徴的に見られる描写だが、ヒロインに好物の食べ物を設定して頻繁にそれが描かれるという話から展開して、
自分の好物である皿うどんの話を熱く語るところなどなかなか面白い。
おまけの京都アニメーションでの制作過程の紹介では、今回「アニメーションができるまで」が取り上げられている。
知識を得る上でも非常に有益な企画だと思う。
悲劇のヒロイン
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沢渡真琴、このキャラクターはこのKanonのヒロインのひとりなのだが、その正体が明らかになる。実は人間では無いのだが、高熱を出す度にだんだん人間らしさが無くなってゆく。その様子を見るのは例えフィクションのアニメであるとは分かっていても、何かせつなく、やるせない気持ちを我々も感じてしまう。ここがこの作品の見せ所だ。それにkeyが所謂「泣きゲー」を得意とする所以でもある。
次の話が気になりつつも、見てはいけない気にさせるのは愚生だけだろうか?Kanonのヒロインというとどうしてもあゆが人気があるようだが、真琴も目が離せないキャラクターである。次話を剋目して待とうではないか。
この巻は真琴がメイン
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と言うよりも、ここまでが真琴メインのようなものですね。
相変わらず祐一は他ヒロイン達に顔出ししまくってますね。
他のヒロイン達の殆んどが困ったちゃんだから義務が生じているのかも知れませんが。
いつ観ても、真琴が次第に変わり果てて行く姿ってのは身に詰まされる思いがしますね。
食べるシーン、食卓を囲う、昼休みに弁当を一緒になって食べるシーンが多いのはやはりこれがラブコメ以前よりも家族をテーマとしたものだからでしょうかね。
とにかく泣ける!
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ゲームをやった事がある人は分かると思いますが真琴のシナリオが一番泣けるかと。(ストライクゾーンの人だとヤバイ位泣けると思う)
ネタバレになるので細かく言えませんが原作やってからアニメを見ると京アニさんの秋子さんを使った粋な演出にまた泣けてきます。
最後に一言、人によって好き嫌いは分かれると思いますが真琴シナリオはマジお勧めなので購入してみては?追記:2・3・4巻にかけて真琴シナリオになります。
ハイビジョンでとても綺麗
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ハイビジョンアニメはとても綺麗、でもDVDじゃなくてブルーディスクにしてほしかったです。 さすが京都アニメション、とても丁寧に作っていますね、見て観ればよくわかりますね、24話ありますからストーリーがしっかり書かれています、Key作品の思いをしっかりと書かれていて、とても感激しましたよ、それとKey作品の音楽はとても心にしみますね、今のアニメにはない、心の思いをこめられたとてもすばらしい作品ですね。家族の絆、願いそして奇跡、奇跡なんて起きないから奇跡、でも奇跡を願いたいそんな思いを込められたKey作品ですね、私のとてもお勧めしたい作品です。