30周年記念!!
★★★★★
『スター・トレック』の第4シリーズ
『ヴォイジャー(VGR)』その第3シーズン。
スター・トレック30周年のこの年、
DS9『伝説の時空へ』と、
VGR『伝説のミスター・カトウ』が、それぞれ記念エピソードとして作られました。
記憶に無いビジョンに苛まれるトゥヴォク。
ジェインウェイ艦長は、ビジョンが意味する物を共に探る為に、精神融合を試みる。
二人が見つけたのは、トゥヴォクが初めて艦隊任務に就いた、スールー(吹替え:カトウ)艦長指揮するUSSエクセルシオであったのだが…。
TOS劇場版『ST6 未知の世界』のタイムラインで、ヒカル・スールー艦長とジャニス・ランドが登場。
ブリッジクルーも当時の役者さんが再演しています。
『救世主フェレンギ』は、TNG『非常なる駆け引き』の後日談が語られるエピソード。
バーダン星付近で発見されたワームホール。政府は経済復興の為に競売に。
競りにはフェレンギも乱入。
エンタープライズの調査の結果、出口が刻々と位置を変える、不安定で価値の無い物であった。
二人のフェレンギ人はその際に、向こう側に取り残されてしまったのだが…。
デルタ宇宙域を航宙中のヴォイジャーは、アルファ宇宙域の技術と思われるシグナルを探知。
潜入調査をするとそこには…。
『29世紀からの警告』
『ボーグ・キューブ』
『生命体8472』
など必見エピソード満載です。
ターニングポイントを迎えた激動のシーズン3
★★★★★
このシーズン3は、ヴォイジャーの全シーズンの中でも激動のシーズンであり、見ごたえの
ある話が満載です。
スタートレック・シリーズ生誕30周年記念の第44話 『Flashback』 では TOS (初代スタート
レック)のヒカル・スールー(吹替えでの名前はミスター加藤)がその勇姿を見せてくれますし、
前後編で構成される第 50 , 51 話 『29世紀からの警告』 では今後のシーズンでも度々見ら
れる時間航行の緊迫したストーリーが楽しめます。
そしてヴォイジャー全話の中でも最大のポイントと言っていいシーズン最終話『生命体8472』
(次シーズンにまたがる2話構成です)。
冒頭の衝撃的な映像で幕を開けるこの回では、本国アメリカでも日本でも人気爆発の "セブ
ン・オブ・ナイン" がいよいよ登場します。
ヴォイジャーの第1話は見なくとも、この前後編だけは見逃すことなかれ!
まちにまったボーグエピソード!
★★★★★
いよいよボーグエピソードが登場です。あのボーグキューブがいいんですよね(笑)
個人的に好きなエピソードは、「29世紀からの警告」です。19世紀の地球が舞台ということですが……。もとの地球に帰れると思いましたがね、私は。そこがスタートレックのいいところです。
本物のSFだから、SFファン以外にも観てもらいたい
★★★★★
SFマニア・トレッキーだけのものと思われ、シリーズや分量の多さから、海外TV好きの人でも気軽に見ようとは思えないスタートレックですが、このヴォイジャーは本当に観ていただきたい。スタートレックも、いくつかのシリーズを経て、視覚効果はもちろん、脚本も進化を続け、このヴォイジャーは人類が作ったSFというカテゴリーの作品の中でも最高峰のものだと言えるでしょう。TNGのデータというアンドロイドや、この作品のホログラムドクターの自己葛藤を見てしまうと、スピルバーグの【A.I.】のロボットの話しなど薄っぺらに見えてしまう程です。牧歌的なTNGに比べ、クルーが苦しんでいる話も多く、旅を終える頃にはみなさんも素晴らしい経験をしているでしょう。*TNGとは、ピカード艦長の時代の話です。
伝説のシリーズへ
★★★☆☆
スター・トレック ヴォイジャーも第三シーズンに入るとストーリーも一層充実してきます。特にタイムトラベル系のお話(過去だけではなく未来もターゲットとなっています)もいろいろと出てきます。
特にこのシーズンでは、オリジナルシリーズのミスター加藤(スールー)も登場します(単なるタイムトラベルではないのもミソ;よく考えると矛盾があるように思えるのもミソ)。
他のシリーズでも、TNGではスコット(チャーリー)、DS9では当時のカーク船長の登場など、どれもがファンにはたまらないエピソードになっています。
乞ご期待!!