超人ハルク~最後の闘い~ [DVD]
価格: ¥2,090
1970年代後半の実写のTVシリーズ「超人ハルク」。その主演のビル・ビクスビーとロウ・フェリグノがキャスティングされ、散発的に続いたTV版を完結させるべく、「最後の闘い」という回をもとに作られたのが本作。悲劇的なタイトルがすべてを物語っている。ビクスビー演じるデビッド・バナー博士は、何年にもわたり、怒りの感情のたびに緑のモンスターに変身し、精神的に疲れ果てていた。政府が管轄する研究所で管理人をする彼は、精神的な障害があるふりをしながら、自らを治すための最後のチャンスに賭ける。しかし、科学者(フィリップ・スターリング)との秘密の研究で、ハルクの遺伝子を“消滅”させようとしていたとき、セクシーな外国人スパイ(バーバラ・ターバック)が現れ、テロリストや連邦政府を巻き込んだ事態に発展。緑のモンスター(フェリグノ)の怒りが爆発してしまう…。
背景には、つねに死の予感がつきまとい、劇中の事件は、つねに辛らつで胸を刺す。孤独の年月を耐え、永遠の平穏を得るために、すべてを犠牲にしようとするバナー。そのとき彼は、ようやく友情や愛を見つけるのだ。(Tom Keogh, Amazon.com)