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吸血キラー 聖少女バフィー シーズン II DVD-BOX vol.3

価格: ¥6,804
カテゴリ: DVD
ブランド: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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   ジョス・ウェドン監督作品の「吸血キラー 聖少女バフィー」。最初の1年はバフィー(サラ・ミシェル・ゲラー)とエンジェル(デヴィッド・ボレアナズ)のロマンスが中心だった。しかし、バフィーは悪を滅ぼすために選ばれたスレイヤー。一方、エンジェルは人間の心を持ったヴァンパイア。第2シーズンでは、2人が結ばれたり敵対関係になったり、ますます事態が複雑になっていくが、同時にティーン向けのドラマというだけでなく、優れたTV作品へと変わっていく時期でもある。ほんの一瞬でも真の幸福を感じたら、人間の心を失い邪悪なヴァンパイアへと戻ってしまうエンジェル。バフィーと愛を確かめ合ったとき、彼はどうなってしまうのだろうか。
   第2シーズンでは、ザンダー(ニコラス・ブレンドン)が人気者のコーデリア(カリスマ・カーペンター)に恋をしたり、ウィロー(アリソン・ハニガンがオオカミ男のオズ(セス・グリーン)のためにザンダーをあきらめたり、ウォッチャーのジャイルズ(アンソニー・スチュワート・ヘッド)がコンピュータの教師(魔女でもある)のジェニー・カレンダー(ロビア・ラモルテ)と関係を育んだりと、さまざまな人間関係が展開。そんな中、サニーデールに悪の影が忍び寄る。邪悪化したエンジェルを援護するために、ドゥルシラ(ジュリエット・ランドウ)とスパイク(ジェイムズ・マースターズ)が登場するのだ。このように描写すると、まるでホラー・アクションだけのように思えるかもしれない。戦いのシーンは確かに多い。しかし、「吸血キラー 聖少女バフィー」の魅力はそれだけではない。知的なユーモアを織り交ぜた深いストーリーラインが存在するし、もちろん、ラブ・ストーリーもある。バフィーとエンジェルの関係ほど胸を締めつけられるものはない。つらいジレンマに陥るバフィーは、エンジェルをあきらめ世界を救う使命を果たすのか。ゲラーはエミー賞に値する演技で、愛と使命の狭間で葛藤するバフィーの姿を描く。ひと言で説明するならば、これはテレビに登場した最高の番組だと言うことだ。(Mark Englehart, Amazon.com)