社会現象を生んだ放映期間中、『フレンズ』は、親しみやすい作風が必ずしも卑下されるわけではないと証明した。最初の放映から10年を経た現在でも、見慣れた登場人物たちの新たな魅力を発見できるとは、素晴らしいことだ。「ゴージャスすぎるストリッパー」では、ロス(デビッド・シュワイマー)とモニカ(コートニー・コックス・アークエット)の意外な面が明らかになる。ドニー&マリーとして内輪の集まりを楽しませていたのだ。レイチェル(ジェニファー・アニストン)は、“ああ、そうだった。封印していたのに”とコメント。そんな彼女にも、1980年代の大学のパーティーで、チャンドラー(マシュー・ペリー)とキスした過去があるのだが。
極めつけは、何といっても最終話「グランド・フィナーレ」だろう。ロスはその昔、プロのダンサーを目指していたのだ。ここで名ゼリフ“僕たち、そんなことも話さずに10年近く乗り切ってきたんだね”が飛びだす。『フレンズ10〈ザ・ファイナル〉』は、全編で人生の変化と結末を描き出していく。モニカとチャンドラーは養子を取ろうと家を買い、かつてはニューエイジかぶれだったフィービー(リサ・クドロー)は結婚する。レイチェルはパリでの仕事をオファーされ、それをきっかけに、ロスがようやく愛を誓う。
2人の名脇役にも最後の晴れ舞台が用意されている。まず「ジョーイに教えるな!」にジャニス(マギー・ウィーラー)が再登場し、モニカとチャンドラーの隣の家を買おうとする。一方、“セントラル・パーク”の店長ガンター(ジェームズ・マイケル・タイラー)は、「グランド・フィナーレ」で、ついにレイチェルへの想いを告白。さらに、クリスティーナ・アップルゲイトが「フィービー&マイクのアニバーサリー」で待望の再出演を果たし、ダニー・デビートは「ゴージャスすぎるストリッパー」で気難しいストリッパーという意外な役を演じている。「ロス、恋の面接審査」のグレッグ・キニアは、ロスの新しい恋人の元恋人でノーベル賞受賞者という設定であり、弁解がましい性格を見事に表現している。「レイチェルの華麗なる転身」におけるダコタ・ファニングとジョーイ(マット・ルブランク)の顔合わせは初々しい。「ウソは真実のはじまり?」からは、ポール・ラッド(フィービーの夫マイク役、「レイチェルの華麗なる転身」ではゴミ袋と呼ばれる)に加えて、アンナ・ファリスがサブ・レギュラーの仲間入りをする。
『フレンズ10〈ザ・ファイナル〉』では、ジョーイとレイチェルの気まずい関係はすぐに解消され、いつものノリが最後まで続く。「グランド・フィナーレ」では、10年以上ものあいだ入れ替わり立ち替わり暮らしてきたアパートにひとり、またひとりと鍵をかけ、登場人物たちが去っていく。これ以上ハッピーで涙を誘うラストは考えられない。『フレンズ』DVDコレクションの最後を飾る本作は、有終の美と呼ぶにふさわしい内容だ。長いギャグ・リールやキャストの回想など、今まで以上に充実した特典が魅力である。(Donald Liebenson, Amazon.com)
ジョーイ
★★★★★
フレンズTから揃えています。ソフトシェルタイプ探していました。安価で購入できて満足です。
さっさと「締め」?
★★★★☆
きれいにまとまった終わり方。
最後に号泣させるわけでなく、やっぱりそれぞれのよさが出て、笑わせてくれる。
そして、観ている側に「まだ続くんじゃないの?」と感じさせない、すっぱりと終わりました。
ソフトシェルを購入したので、物語だけしか入っていなかったのは非常に残念。
レンタル、しようかな??
ラストシーズンだから、もっと過去の人を出して欲しかったなぁ。
(かなり大きくなったであろう)ベン、スーザン&彼女の奥さんは特に。
あのフラットが空っぽになったのはホントつらかったけど、
すっぱり終わったので、よかったんじゃないかな?
それにしてもdisc6は短かったなぁ・・・
フレンズよ永遠に!!
★★★★☆
多くの人に笑いを振りまいてくれたフレンズがついにこの巻でラストです。さびしい気もするけれど、6人にはお疲れ様と言いたい。
ファイナルシーズンとはいえ、フレンズらしく最後まで笑わせてくれます。同時に、ハラハラさせられるところもあって、かなり内容的には濃い印象を受けました。爽やかな後味を残してくれるファイナルです。
唯一言わせていただければ、BOXセットにあったボーナスディスクがなかったのがすごく残念。
いよいよラスト
★★★★☆
長い間楽しませてもらったフレンズもとうとう終わりです。
いつかは終わると解りつつも寂しいものがあります。
最後は感慨深いものがありました。
結論としてはフレンズファンは買い、と言う事で間違いはないのですが、内容については贔屓無しで評価させていただきます。
前半DISK1−3までもそうだったのですが、この第10シーズンははっきりいってしまうとギャグが面白くありません。第9シーズンが非常に上手く出来ていた為でもあるのですが、今までと比べると明らかにギャグが練り込まれていませんでした。
今までは次々にディスクを交換して早く次の話に進んでいたのですが、この10シーズンに関しては作業で観てゆく感じでした。
他のシーズンのボーナストラックで現場のシーンを撮影したものがありましたが、恐らくこの作品は今までと現場の空気が違っていたと推測出来ます。
最後にキャストとスタッフの間でトラブルがあったとも聞きますが、その辺りが影響しているのかもしれません。
フレンズファンの方には不愉快な批評だと思いますが、私もフレンズを第10シーズンまでともに歩んできた者として好きだからこそ厳しく評価させて頂きます。
しかしながら、ストーリーは良いと思います。私は最後を観たときに過去のフレンズの記憶が走馬燈のように蘇りました。
フレンズファンは買いの一枚です。
とうとうファイナル!
★★★★★
フレンズの10年がとうとうこれでファイナル!ソフトシェルが発売されるのを心待ちにしていました。それもお買い得価格!!VOL1から持っているので、最初から何回も見てます。