ジョニー目当ての人には物足りないかも。でもシドとかスティーブとかのあんまり見れないシーンとかあります。だからこれはこれで良いと思います。私は何度も見ました。でもやっぱりちょっと凝り過ぎかなー。
でもシドのcome on evrybodyとsomething elseはちょっと可愛いですよ。

マルコムの商魂がぎっしりつまった感が強い。
”ピストルズ”自体を見たいならこれは退屈。
「ウィンターランドコンサート」の方が断然面白い。
そうは言ってもシドのかっこよさは突出している。
シドヴィシャスファンなら★４つけても良いかも知れない。

ほとんどマルコムのインタビューや映像ばかりで他のメンバーの出番が少なかったのが残念でした。特にジョンの映像が少なくてジョン好きの私には少々物足りませんでした。この映像で使われていた画像はノーフューチャーで使われていた画像が結構あるので私としてはノーフューチャーのほうがいいと思います。けど、スティーブ好きの人にはこの映画がいいと思います。スティーブは結構たくさん出演しててラブシーンなんかも見せちゃったり・・・。あとシドも最後のほうにたくさん出ててかっこよかったです。バイクに乗ってるシドはとにかくめちゃくちゃかっこいいです。

やあ、私がマルコムだ、よろしく。
今日は君たちの脳味噌でも理解できるように音と映像を使ってロックバンドで金を儲ける方法を教えよう。

『ロックバンド使って金を儲ける方法』

その1　とにかく過激なことをやらせろ。これでメディアが飛びつく。そうすれば只で莫大な宣伝効果が期待出来るとい訳だ。

その2　名前が売れたら露出は控えろ。名前がある程度売れたら今度は逆に露出を控える。聴衆の欲求を煽りヒステリーを起させる。飢えた禿鷹のようにね。

その3　レコード会社との契約は大手に絞れ。金額はたいした問題ではない。それよりも大手レコード会社と契約することが大事だ。契約さえしてしまえば後はこっちの思うままだ。大手が尻尾を巻いて逃げるまでバンドに問題を起させ続ければいい。違約金が目的だからな。

その4　稼ぐだけ稼せがしてさっさと解散させること。バンドの人気が絶好調の時点で解散させろ。衝撃と悲しみにファンはいくらでも金を払う。

以上がバンドを使って金を儲ける方法だ。

最後に一つだけ君たちに言わなければならないことがある。

「今まで言ったことを鵜呑みにする馬鹿は一生負け犬のままだ」