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シークレット ライヴ・イン・NY (DTS5.1ch) [DVD]

価格: ¥2,940
カテゴリ: DVD
ブランド: コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
   MTVが台頭してきたころ、ひっそりと姿を消したユニットがあった。1970年代に登場し、ポップ音楽界の破壊分子として存在したスティーリー・ダン。頑固なまでに普遍的な音楽を持った彼らが19年の時を経て復活した。アルバム発売の後、この長編ビデオのプロジェクトが発足。コンサートとドキュメンタリーの両方を収めたこの作品は、かつての名曲と新曲がどちらも楽しめる一品だ。90年代前半にウォルター・ベッカーとドナルド・フェイゲンが再会。その2人が集めたバンドが新曲で素晴らしい演奏をしている。例によって、彼らの楽曲には、無垢なアレンジの中に極限まで完ぺきを目指した芸術的な美学が存在している。その芸術性を自ら暴くかのように、そこに観衆のざわめきやインタビューを入れ、その完成型を崩す。

   根っからのスティーリー・ダンのファン(私自身を含む)から見ると、ベッカーとフェイゲンは、もう随分昔にロックから離れ、50年代のジャズやR&Bの世界に傾倒されている。彼らの歌詞は暗く重くなり、独特の世界観に満ちあふれ、若者文化や自らをほめたたえるロックの世界とは一線を画していることは間違いない。フェイゲンは、短く刈り込んだ髪にいかめしいヒゲをたくわえた容ぼうに、色つきのメガネをかけた男。よく見える糸切り歯は青白く、さしずめ吸血鬼風レイ・チャールズといったところだ。キーボードをかき鳴らし、甘くささやくように危険な歌詞を口ずさむ。一方、銀縁のメガネをかけたパートナーは、クラヴィコードの代わりにギターを握り締めたフランツ・シューベルトのよう。インタビューで聞くことのできる彼の素っ気なく皮肉めいた言葉には、学者風のイメージを強くするだろう。2人で書かれた楽曲でもベッカーの色が目立っているように、歌詞の中に見られる二人称の世界観から想像するだけでは、イメージを誤って読み取ることになるかもしれない。

   彼らを代表するのは、キャリアの後半に作られたアルバムに収められた楽曲。メンバーが少なくなり、ジャズのアクセントをつけた音をスタジオの中で実験的に作り出していた時代だ。新しく発表されたアルバム『トゥ・アゲインスト・ネイチャー』には、優美、誘惑、ドラッグなどあらゆるものを取り込んだ曲が収録されている。細微に至るまで気を配ってレコーディングおよびミックスされたパフォーマンス。映像の編集も素晴らしいが、監督のアール・セバスチャンを殴りたいほど傾いたカメラアングルもある。さて、それでは次の作品まで、また新たな19年間を待つとしようか。(Sam Sutherland, Amazon.com)

そこそこ良い! ★★★☆☆
発見その1:ドナルドさんはスタジオ盤ほど上手くはなかった。一寸失望。発見その2:ドゥービーのおじさんがこんなところに出ていた。ニコリともせずに。すこし痩せましたね。  全体的にはプロの演奏を見せ付けてくれた感じで満足です。ただ、ちょっとギターが弱いような気がした。器用なんだけど動きが硬いし.... あと、ピアニカ?がとても可愛かった。
演奏自体はいいかと ★★☆☆☆
スティーリーダンの名曲ギグDVDの廉価パッケージです。収録曲の大半はスティーリーダン後期(というか70年代後半)の有名曲で占められてます。ドナルドはすっかり老人の姿になりましたが、決して醜くなく映像も美しいです。しかしなんと言ってもこの作品の特異な点はプログラムの流れでしょう。曲間にいちいちインタビューが挿まれ、このせいでライブの臨場感が完全無欠に消散、演奏に引き込まれかかるとその都度、興が殺がれるという泣けてくる流れになっているのです。また野外で観客と思われる方々にまでこのグループの思い出話を語らせていますが、このDVDのプロデューサはよっぽどインタビューが好きなんだなあと感心せずにいられません。余談ですが野外のこの方々、寒さに耐えかねるのでしょうかほぼ全員ニット帽を装着しており、そのナイトショットぽいモノクロの映像はブレアウィッチプロヂェクトそのもの、私の意識はさらにはるか彼方へ飛翔してしまいました。インタビューはまとめて最初に収録していればまた印象が違うと思われるのですが。 結果本作品はドキュメンタリかライブかはっきりしない、はっきり言ってわけの判らん作品になっています。肝心の演奏は悪くない出来なだけにこの不可解な構成が残念でなりません。私は¥4700で買わなくてよかったと得心しながら再編集版が出ることを期待します。
こんなオーガニックなライヴが見れるなんて! ★★★★★
 これは嬉しい驚きだ。
 ここにいるSteely Danは、80年代初めまでのスタジオ作業の権化の
ような、架空バンドとしてのSteely Danではないよ。
 70年代に作り上げられた、緻密な結晶のような・空調の効いた部屋の
の真空パックされた果物のような音楽、Becker/Fagenの頭の中のアイ
ディア実現のために当時の腕利きセッションマン達を惜しみなくつぎ込

んで作られた音楽は素晴らしかったが、Gauchoでの行き詰まりは明らか
だった。以降の長い休眠を経て、94年にツアーを開始、95年にはライヴ
アルバム"Alive in Amrica"を発表して復活したが、まだ必然性も感じ
られず、何か迷いのようなものを感じた。
 それがどうだ。ここにいるSteely Danは生のホーンセクションとバッ

クコーラスを従えた完全に現役のバンドとして完全復活、というかまた
別の21世紀型Steely Danとして生まれ変わったかのようだ。
 スタジオに限られた招待客だけを入れ、緊張感溢れるオーガニックな
演奏を繰り広げるBeckerとFagen。カメラワークも凝っていてほんと
格好いい。曲間に挟み込まれたインタビュー等も彼らのとぼけたユーモア

やアイロニーを感じさせてくれる。大人のための一枚、ですな。

やっぱりかっこいい! ★★★★★
イイ曲は、時間が経った今でもいいですね。
そんなコトを本当に思わせてくれるこのDVDは超オススメです。
往年のスティーリー・ダンのファンであれば間違いなし!

以前にテレビで放送されていた内容とまったく同じなのですが、
5.1ch、DVDという点からも一度見たことのある人でも買って損はないと思いますよ。

レビューでカメラアングルが斜めでどうのこうの言ってますが、僕にはそういう風にはとれません。
ライティングといい、カメラアングルといい、日本人の感性にはないかっこよさを感じます。
バンドの演奏もいいですよ。ミスのない、スティーリー・ダン的(?)なムード。
そして淡々とした曲の中にあるノリの良さ。キメどころの的確さがすばらしいです。

スティーリー・ダンのが好きな方なら、このライブをぜひぜひぜひ見て欲しいです。