椎名林檎さんの音楽は、曲だけでも存在感があるというのに
歌詞がまたすごい。それに加えて、映像も負けて劣らず、
迫力あると感じました。
オープニングは、シングルのカップリングでだされた曲の
案内をCM風に作ってあって、これだけでもよくできています。
サービス精神でしょうが、こういうのはめったに見れません。
ギブスから闇にふる雨までのつなげ方もキレイでした。
本人も少しだけ踊っているところがありますが、バレエを
やっていただけに、美しい動きをしていました。
罪と罰のあとに、エンドクレジットがでるのですが、
ここでも見せ場があり、圧倒されました。
ラストまで気を抜けない作品です。
音楽のために映像が、映像のために音楽がある。奇抜さとユーモア、しかしけっして「イロモノ」では終わらない圧倒的な音楽の完成度とアーティストとしての存在感。
CDももちろんいいが、椎名林檎の音楽はぜひとも映像とともに鑑賞されたい。
“ギブス”。ニルヴァーナのパク…もとい影響は否めないけど、胸元を強調した衣装&アングル・正面から倒れるシーンにグラッ。
“アイデンティティー”の笑顔・白目・スタント担当のダッチワ○フ。
オマケ映像、見事な語呂合わせっぷり(是非とも一人ごっつの面雀に参戦して欲しい)
収録時間はそれなりなれども、中身の濃さったら…
でも、最新アルバムは更にとんでもなかったりします、ハイ。