記録としての映像もそれはそれで、一緒にライブを体験している様に思えることもあるけれど、このDVDにはあの日の奥深さが芸術的に再現されている。初めて曲に乗せた映像を見たときの感動を思い出しました。
全体的に色合いが薄く,そのためライブ自身の迫力も薄くなっている気がする.「Plug & Play」のクッキリとした映像を個人的には期待していただけに残念だ.またDisc2の微妙な構成にも不満が残る.もっとライブ映像を収録して欲しかったし,インタビューでライブ映像がさえぎられるような編集は,不快でさえある.
レコーディング風景はCDに付属していたDVDと同じ素材が使われており,ここで敢えて収録する意味があるようにも思えない.加えて,ここでも映像の不出来さも目立ち,やや辟易する.
映像に懲り過ぎて失敗したDVDだと言える.願わくばサウンドのリマスタリングのように,再編集されて発売されることを期待するが,どうだろう?