森山直太朗の初の映像作品は、“60分一発録り”という前代未聞のコンセプトのもとで制作されている。収録されている8曲をノーカットで演奏、収録しているのだ。“生”にこだわり続けている彼らしい試みなのだが、こんなことは自分の演奏と歌に確かな自信がないとできないわけで、結果から言えば、彼は、このトライアルを見事に成功させている。
趣のある日本家屋のなかで、弾き語りとバンドセッションを使い分けながら、“その瞬間”にしか生まれない音楽を奏でる森山。リアルで生々しい彼のパフォーマンスには、見るものを惹きつけてやまない、抗いがたい魅力が宿っている。大ヒットを記録した「さくら」からインディーズ時代の名曲「街路樹」などを含んだ選曲も、彼の音楽性の深さを伝えていて、興味深い。「夏の終わり」のプロモーション・ビデオのディレクターズカット、さらに楽曲部分だけを収録したCD付き。それにしてもこの人、めちゃめちゃ歌がうまいです。(森 朋之)
素晴らしい
★★★★★
素晴らしい楽曲&歌声の数々。
とても見ごたえのあるDVDで大好きです。
ただ画像は暗すぎる。
風唄は真っ暗。直太朗さんは影状態です。
しかし、それを差し引いても素晴らしい出来です。
CDも聞き入ってしまいます☆
直太朗氏はこの頃が1番素晴らしいかも。
直太朗らしさがいっぱい
★★★★★
一発撮りなどという、とんでもない発想をする直太朗。
彼はいつも自分の限界に挑戦しようとする、永遠の少年のような人です。
この「永遠はオルゴールの中に」は、直太朗そのものだと思います。
明かり不足の薄暗い映像ではあるけれど、暗さゆえに直太朗の歌が引き立つ。
それを意識しての演出とも言えるのではないだろうか。
一番好きなシーンは窓の外の木々をバックに歌う直太朗。
鮮やかな緑に、シルエットだけの直太朗が心を込めて歌いあげる「風唄」。
サラサラ・・と聞こえる雨音。。
雨までもが直太朗と一緒に歌っているのだ。
「時の行方」で裏返った声も、彼の勲章だと思う。
いくらでも編集して誤魔化しがきく時代に、あえてそれをしなかった。
そんな正直で無鉄砲な直太朗だから、ファンをやめられないのです。
この作品は、これからも私の宝です。
すばらしい!・・・が、期待どおりにはならず
★★★★☆
田舎くさい宿で美しい古語の歌を唄う心に沁みる映像作品です。
総評で言えば、すばらしいとしか言い様がありませんが
森山直太朗が好きだからこそ期待も大きく、必要以上に
完成度を求めてしまいます。
そう言った点では「時の行方」の声の裏返りは自分的には
かなりがっかり…。
直太朗くんの曲で最も好きな曲なので、他がどうなってもこの
曲だけはノーミスにしてほしかった。
それとノーカット一発撮りらしいですが、それを否定されても
おかしくない画面の切り替わりがあったのも残念。
これだけ酷評しちゃうのも贅沢だと思いますが…
ファンなら必ず持っておきたい作品ですね。
さらに欲を言えば…「夏の終わり」のプロモってそれこそ
水芭蕉揺れる畦道とかで収録してほしかったなぁ〜
変に一発撮りにこだわらず…その方がよっぽどノスタルジックな
作品になったと思います。
雨音
★★★★★
始まった瞬間、まるで自分が彼と向き合って
聴いているような緊張感がありました。
映像は薄暗く、終始雨の音、途中途中で
夢の中にいるような、霧の中にいるような・・・
ハッキリしない「もわわぁ~」っとした感じに
ちょっと酔いそうにもなりました(汗)
けど私にはあの旅館の雰囲気、楽曲、大好きな雨の音が
とても充実感を与えてくれました。
音を外すところも、飾ることなく、
そのまま入っていたことが嬉しかったです。
またこういった一発撮りというコンセプトの基に
森山直太朗worldが炸裂しているmusic dvdが出ると
いいなーって、心から思ってます。
直太朗すごい。
★★★★★
これは、直太朗の、BEST版的なものじゃないかと思う。
インディーズ時代からの名曲。
そして、現在の名曲。
もうすぐ発売の『時の行方』のバージョン違い(?)も
DVDで鑑賞可能とか、見て損はない、2枚組みだと思う☆
本当に、唄がうまいし、楽曲が本当にイイ。