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Echoes: Pink Floyd [DVD] [Import]

価格: ¥1,057
カテゴリ: DVD
ブランド: Eagle Vision
Amazon.co.jpで確認
 『ピンク・フロイド・ライブ・アット・ポンペイ』は、フランス人監督、エイドリアン・メイベンが“ウッドストック以降の映画”として着想した作品だ。撮影されたのは1971年10月。約2000年前に建立された円形劇場が舞台となった。当時はアルバム『おせっかい』が発表されたころ。入場者が誰もいない空虚な場所が、バンドの威厳や壮大さを際立たせている。本作品には、オリジナル版の60分のコンサート映像に加え、90分にわたるディレクターズ・カットを新規に収録。オリジナルのコンサート映像のプロダクションやエフェクトは、今となっては時代遅れとしか言いようがないが、メイベン監督が選び取った追加映像は十分な長さがあり、なぜか現代的なものを感じさせる。追加された映像も素晴らしいが、この作品が珠玉の名作たるゆえんがオリジナル版にあることに変わりはない。音楽そのものに焦点を当てながら、映像として全体的なものをとらえているからである。アスペクト比16:9のアナモルフィック・ワイドスクリーン版で収録されたディレクターズ・カットは、ポンペイでのパフォーマンスと、インタビューや後に撮影された映像(主に『狂気』レコーディング時のもの)を織り交ぜた形で構成される。インタビュー自体はとても魅力的なのだが、断片的に挿入されるため、気が散るのは否定できない。この映画は、もともとアスペクト比4:3で収録されていた。しかし、「吹けよ風、呼べよ嵐」でのドラムのニック・メイスンの姿はワイドスクリーン版の方がイメージをより確実にとらえているかもしれない。ギターのフレットやキーボードを押さえる指の動きに接近した映像がふんだんに織り込まれているのもオリジナル版の特徴。しかも、たっぷりと見せてくれるからたまらない。画質も実に素晴らしい。シャープかつクリアでありながら、光彩や細かい色合いに至るまで細密に表現されている。
   特典も豊富だ。オリジナルのポスター、レビュー、ブートレグのアルバムカバー、歌詞、そして24分間に及ぶエイドリアン・メイベンのインタビューが含まれる。しかし、音質は別の話だ。監督はポンペイの円形劇場という環境で奏でられるアコースティックの音の素晴らしさを語っているが、やはり音響の面では望ましいとはいえないだろう。ドルビー・デジタル2.0はクリアで乾いた音を実現している。ニ次元的ではあるが、今までにリリースされた音源に比べるならば格段に良い。(Michael Mikesell, Amazon.com)
私のフロイドのイメージ ★★★★★
私がフロイドに求めるイメージそのものの内容、映像です。サイケデリックでミニマル的なジャム的要素があり、猥雑なのに知的。他の大御所プログレバンドが敢えて排除したブルーズ臭の残る楽曲。

そしてやはりロジャーのカリスマ性。ギルモアのギターは大好きですがこの4人だからこその輝きやスリルが当時はありました。

ZEPやフロイドは映像含め70'SRockの魅力を感じますね。多分これが苦手な人は80'SのMTV向きだと思います。ある意味踏み絵的作品です。
カプリコン様、 ★★★★☆
オリジナル60分版見れましたか?特典映像の「ORIGINAL CONCERT FILM」から見れます。
ちょっと? ★☆☆☆☆
はっきりいって期待はすせれの内容です。すごくピンクフロイドのファンなのですが、
とても残念です。音質はとても良かったのに内容が面白くなかったです。
サウンド・クリエーターの創造性 枠にとらわれないアイディア ★★★★★
この時代は、
人がやらないようなことをやるのが
当たり前だったように思えます。

今は機材もすごく発達して
一見、どんな音のイメージも具現化できるように錯覚します。

仮にそうであったとしても
それが本当に人の心を打つような音楽を作り出せるかといえば
そんなことはまったくないと
多くの人が感じていると思います。

一見、陳腐にすら見える時代がかった映像も音声も
底知れぬパワーや
(本物の犬がライブに登場するんですよ!)
包容力を感じます。

演奏も
無理に多くの人にわかってもらえなくても
自分自身を出せればいい、といったような
ゆとりを感じます。

音楽にまじめに取り組んでいる人は
一度、この世界に触れてみてはいかがでしょうか。
静寂と音楽・アンチウッドストックを掲げたピンクフロイドのライブ映画 ★★★★★
ビデオの内容は、本編・ソングセレクション・特典(メンバーのスナップ写真・ポスター・新聞記事・ポンペイの歴史や地図・映画を監督したエードリアン・マーベイのインタビュー。) 
廃墟のポンペイを背景にピンクフロイドの演奏の映画が撮影される様子。ポンペイの遺跡や火山の溶岩が流出する映像がピンクフロイドの演奏と融合し幻想の世界である。ビートルズの「レット・イット・ビー」の映画などロックバンドの映画は数々あるが、このピンクフロイドの映画は、ロック史上に残る貴重な映画であろう。
監督のインタビューで、貴重なことが語られている。監督とピンクフロイドの出会いから、監督がピンクフロイドと芸術を結びつけることを考えていたこと。ライブで熱狂する観客を撮ることはつまらなく思えてきたということでアンチウッドストックを掲げた映画で、音楽と静寂だそうだ。観客のいない円形劇場での演奏である。「エコーズ」の演奏が、劇場にこだまして、まさにエコーズだそうだ。1971年10月の撮影。「狂気」のアルバムは、いろいろな意味でこの映画がヒントとなっているようだ。