悲劇のミュージカル映画・・
★★★★☆
悲しいストーリーの映画なのに単純に泣ける映画ではありませんでした。
根底には深い親子愛を表現しようとした監督の心意気を感じ取れます。
純粋に人を愛し信じてしまう主人公を悲劇的に描くことで人間の業の深さを
表現している作品です。
悲しいだけじゃない。
★★★★★
悲しいけど、悲しいだけで終わらない映画。
観終わった時に、何か暖かいモノが残る。
ドキュメンタリー的なカメラワークのため、この映画の出来事が本当にあった事のように感じられる。
演技も自然な感じで上手いと思う。
演技とカメラが絶妙にマッチしている。
とにかく素晴らしい映画。
重く悲しい物語
★★★☆☆
最初から最後まで重々しく、悲しい感じがした。
さらにビヨークのあの不思議な歌声が重なって。
子を思う母親の愛、約束を貫く真っ直ぐな心、ハッピーエンドで
終わって欲しい要素がいっぱいあるのに、そう簡単には話は終わらず。
ところどころに入る、ミュージカルが必要なさそうな気がしたけれど
ノリが良くて、可愛らしかった。
撮影の手ブレがひどく(ブレアウィッチプロジェクトの様な)見ていて
ちょっと疲れた。
見てよかったかな
★★★★☆
私はビョークが好きなのですが、とても賛否両論のある映画だったので自分はどっちかなあという感覚で見ました。
感想は、見てよかったです。
セルマの親としての愛に泣きました。
死に対する恐怖に代えてでも守りたかったのが息子の幸せなんでしょうね。
そりゃあ息子からしてみれば何で人殺して死刑になって死んじゃったんだって思うかもしれませんがそれ以上に目を治そうとしてくれた親の愛を感じると思いますよ。
まあこれはジーンがこれからどう生きるかによって変わると思いますが。
ただ、映像がゆらゆらとして、演出なんでしょうけど見にくかったです。
字幕までゆらゆらして見えました。最初至近距離で見てたんですがテレビから数メートル離れて見たほうが見やすかったです。
あと、ビョークの音楽も、ビョークらしさが出すぎて、もう少しミュージカルっぽくてもよかったなあと思うところがいくつあありました。
これこそハッピーエンド
★★★★★
誰か本当に愛する人への愛って、自分の命より大切なんだと思う。
主人公がとった選択は、周りに暮らす人にとって正解だったかは分からない。
頑ななまでに純粋に人を思い続ける主人公の態度は感動に値する。
疲れた心の状態を癒してくれる作品。