私はこちらのスペシャル版で北村一輝さんに惚れました。
菅野美穂さんももちろん素敵ですし、原田龍二さんもかっこいいのですが、とにかく北村さんん演じる家定の哀愁ととそして内に秘めた優しさがスペシャル版では強調されており、久しぶりに心ときめかせていただきました☆ミ

大奥本編を見終わり、楽しみにしていた「スペシャル」を早速購入。大奥総取締の瀧山の昔の話とか、御台所徳子の裏話とかを中心に話が進み、将軍家定の「あれっ？」と思うほどの人間らしさなど本編から独立して単独で楽しめました。しかし。。。

本編の裏話のはずなのに、話のつじつまがどうして合わないのでしょう？例えば、薩摩藩の家紋の入った短刀を取り上げられる前に徳子はまるを自分付きの女中にしているのにまるがどこにもいない。本編では家定が危篤の床につくまで「私はここから出て見せます。」と最後まで反抗していた徳子とはとても似ても似つかないような徳子の家定に対する思いやりぶり。瀧山も姉小路に拾われたときの経緯も本編11話とはまったく違ってました。

とは言え、細かいことに気をかけなければ十分満足できるお話だと思いました。

キャスト・脚本・衣装。どこをとっても暗くなりがちな日本の時代劇。
でも、この作品は若い人でも楽しめる作品に仕上がっています。
大奥本編ののサイドストーリー。大奥総取締の瀧山の生い立ちなどもあったり、薩摩藩の特命を背負った篤子様ですが、家定を想う心なども垣間見えて特に本編を観た方には楽しめます。
今回、池脇千鶴さんが出演しなかったのは残念。
『大奥第一章』のＤＶＤ化も楽しみです。

幕末の大奥を描いたこのドラマ。
私はそのころ日本史を履修中で、なんとなく見た。
女の戦い、嫁姑の争い、そして純愛。
美しくも壮絶な歴史の裏側だ。
一度はきいたことがあるであろう将軍を支える女性。
感動的だ。
幕末から明治に世が変わる中で、立場が変わった女性たちのストーリー。
そして目を引くのが豪華なキャスト陣にきらびやかな衣装だ。
他の時代劇には無い、面白さを堪能してもらいたい。