すばらしい上演
★★★★★
第1幕
湖を訪れた王子を恋した水の精ルサルカは父に相談する。
父は魔法使いとの相談を勧める。
魔法使いの魔法により、人間になったが、引き換えに、声が出なくなる。
また、人間の男に裏切られた時には、彼女もその男も永遠の呪いをかけられてしまうことになる。
夜明けごろ、王子は湖でルサルカを見つける。
美しいルサルカに魅了された王子は、彼女を城へ連れていく。
第2幕
王子とルサルカの結婚の準備の中、王子は謎の公女に夢中になっていると噂話。
そんな中、ルサルカは王子と公女が抱き合っているのを目撃。
怒ったルサルカの父は、ルサルカを水の中に連れて帰る。
驚いた王子は公女に助けを求めるが、公女は逃げてしまう。
第3幕
魔法使いはルサルカに、王子を殺せば救われると、ナイフを渡そうとするが、ルサルカは拒絶。
王子の召使が魔法使いを助けるが、ルサルカの父の怒りに恐れ慄き、逃げ去ってしまう。
夜明けに王子がルサルカを訪ね、許しを請うが、ルサルカは、自分の抱擁を受けたら逃げられないと告げる。
王子はそれでも口づけを懇願し、ルサルカは王子に死の接吻をする。
ルサルカのアリアが素晴らしい。
ルサルカの父のバスもなかなかよい。
舞台装置が、水あり、火あり、で素晴らしい。
とてもよい上演。